エンジェルフォール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンジェルフォールは落差978メートル (3,212フィート )(岩にぶつかることなく直下する距離は807m)を誇る世界最大の滝。
[編集] 概要
南アメリカ、ベネズエラのギアナ高地にある最大のテーブルマウンテン、アウヤンテプイから流れ落ちる。落差がありすぎる為、滝下部では水が拡散してしまい、滝壺が無い。 1937年、金鉱山を探しながら飛行していたミズーリ州スプリングフィールド生まれのアメリカ人、ジェームズ・クロフォード・エンジェル(ジミー・エンジェル、1899年-1956年)によって発見された。発見時、彼の一行はアウヤンテプイに着陸したが、再離陸ができなくなった。そのため、飛行機に同乗していたジミー・エンジェルとその妻、2人の地質学者の4人は、11日かけて徒歩でおりるはめになった。
1970年に、アウヤンテプイの頂上にあった、ジミー・エンジェルの飛行機は引き上げられた。修理されたあと、2004年現在はシウダー・ボリバールの空港の前に設置・公開されている。
[編集] アクセス
カナイマからボートツアーが出ている。遊覧飛行のついた2泊3日のツアーが一般的。またカナイマは陸の孤島のため航空機でしか行くことができない。
[編集] 関連項目
- カナイマ国立公園
- カロニ川