オリヅルラン
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オリヅルラン | ||||||||||||||||
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オリヅルラン(折鶴蘭、Chlorophytum comosum)は南アフリカ原産のユリ科(APG植物分類体系ではリュウゼツラン科)に属する常緑多年草。観葉植物としてよく栽培される。
葉は根出状で、細長く、緑色で柔らかく、艶がない。覆輪、中斑などの斑入りのものが特に多く栽培される。根は太い。
春に細長い花茎を高くのばし、白い花がまばらに咲く。その後花序に不定芽ができて花柄はランナー(匍匐茎)となり、新しい株を作る。この株の様子が折り鶴に似ているので名付けられた。
乾燥にはやや弱く、水分が不足するとすぐに葉先が枯れる。また、害虫ではカイガラムシに注意が必要である。それを除けば丈夫で育てやすく、ランナーでよく増える。