オーバーニュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

フランス > プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏 > ブーシュ＝デュ＝ローヌ県 > オーバーニュ

---

オーバーニュ(Aubagne)は、南フランスのブーシュ＝デュ＝ローヌ県の都市(コミューン)。オバーニュ、オーバニュとも表記される。この住民のことはオーバーニェ(Aubagnais)と呼ぶ。マルセル・パニョルの生まれた地として、また、フランス外人部隊の駐屯地として知られる。

オーバーニュ
地域圏	プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール
県	ブーシュ＝デュ＝ローヌ
行政機能	小郡庁所在地
人口	42,638 人 (1999年)
面積	54.9 km²

目次 1 地理 2 産業 3 行政 4 オーバーニュ生まれの有名人

[編集] 地理

南東には三角状の沼地、東にはトゥーロン、西にはマルセイユがある。市域は盆地に当たっているため、ガルラバン山塊(le massif du Garlaban)、サント＝ボーム山塊の支脈、ドゥアール山塊(le massif du Douard)などに囲まれている。

[編集] 産業

農業、工業のほか、伝統的な製陶業としてサントン(小さな陶器人形)づくりが行われている。

[編集] 行政

マルセイユ郡に属する。小郡の区分上は、オーバーニュは東西に分けられ、東部は東オーバーニュ小郡（オーバーニュ東部以外に5つの市町村からなる）の小郡庁所在地に、西部は西オーバーニュ小郡（オーバーニュ西部とラ・ペンヌ＝シュル＝ユヴォーヌ市から成る）の小郡庁所在地に、それぞれ指定されている。

[編集] オーバーニュ生まれの有名人

• マルセル・パニョル(1895年-1974年)- 作家・映画人
  • マルセル・パニョルの家- オーバーニュには彼の生家が残っている。