オープンウォータースイミング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オープンウォータースイミング(英:open water swimming)は、海や川、湖など自然の水の中で行なわれる水泳競技である。英語での名称の頭文字をとってOWSとも略される。世界選手権では1991年のパース大会から、さらにオリンピックでは2008年の北京大会から正式競技とされている。
国際水泳連盟の定義によると、オープンウォータースイミングのうち、最長10km以下の距離を泳ぐものをロングディスタンススイミングと呼び、これに対して10kmを超えるものをマラソンスイミングという[1]。
トップ選手には競泳やトライアスロンの経験者が多い。競技では天候や潮汐、生物など外部からのさまざまな影響を受けやすい。そのため、より速く泳ぐという技術ばかりでなく、危機管理も含めて自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされる。他方、アウトドアでのレクリエーションとして、一般の人々の間にも愛好者が増えているスポーツである。
[編集] 種目
世界オープンウォータースイミング選手権(世界OWS選手権)では男女ともに5km、10km、25kmで競技が行なわれている。世界選手権でも2001年よりこの形式である。北京五輪では10kmのみが行なわれる。
[編集] 脚注
- ^ Fédération Internationale de Natation. "Open Water Rules (en)" 2007年3月6日閲覧.
[編集] 関連項目
カテゴリ: スポーツ関連のスタブ項目 | 水泳