カタリナ・スレボトニク
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カタリナ・スレボトニク |
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基本情報 |
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英語名 | Katarina Srebotnik |
愛称 | カタ |
国籍 | ![]() |
出身地 | 同・スロヴェニ・グラデツ |
生年月日 | 1981年3月12日 |
身長 | 180cm |
体重 | 65kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手打ち |
ツアー経歴 |
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デビュー年 | 1995年 |
ツアー通算 | 18勝 |
シングルス | 4勝 |
ダブルス | 14勝 |
4大大会最高成績 |
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全豪 | 3回戦 |
全仏 | 4回戦(2002) |
全英 | 3回戦 |
全米 | 3回戦 |
キャリア自己最高ランキング |
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シングルス | 20位 |
ダブルス | 7位 |
Template |
カタリナ・スレボトニク(Katarina Srebotnik, 1981年3月12日 - )は、スロベニア・スロヴェニ・グラデツ出身の女子プロテニス選手。ダブルスの得意な選手で、4大大会の混合ダブルスで全仏オープン2勝、全米オープン1勝があり、通算「3勝」を挙げた。自己最高ランキングはシングルス20位、ダブルス7位。これまでにWTAツアーでシングルス4勝、ダブルス14勝を挙げている。名前の「カタリナ」(Katarina)を略した“Kata”(カタ)という愛称で呼ばれている。
1998年のウィンブルドン女子ジュニア部門で、決勝でキム・クライシュテルスを破って優勝したが、全米オープン女子ジュニア決勝ではエレナ・ドキッチに敗れる。1999年4月にポルトガル・エストリルの大会でシングルス初優勝。この後、全仏オープンの混合ダブルス部門でピエト・ノーバル(南アフリカ)とペアを組んで優勝し、初めての4大大会タイトルをここで獲得した。
スレボトニクの4大大会女子シングルスでの自己最高成績は、2002年全仏オープンでの4回戦進出で、この時もドキッチに敗れている。2005年度はツアーのシングルスで年間2勝を挙げたが、1月のニュージーランド・オークランド大会の決勝戦では浅越しのぶを破り、8月のスウェーデン・ストックホルム大会の決勝戦では、ロシアのアナスタシア・ミスキナを破って優勝した。
スレボトニクはダブルスに強く、これまでに通算14勝を挙げている。そのうち、日本の浅越しのぶとペアを組んで獲得したタイトルが3つあった。浅越とスレボトニクは、2004年のジャパン・オープン、2005年1月のオークランド大会、2006年4月の「ボシュロム選手権」で優勝している。オークランドでは、スレボトニクと浅越はシングルス決勝を戦い、ダブルスではコンビを組んで優勝した。2005年の全豪オープンから、スレボトニクと浅越は4大大会の女子ダブルスでもペアを組むようになった。同年の全仏オープンで準々決勝に進出した後、2006年全豪オープンで初の準決勝進出を決めたが、中国ペアの晏紫&鄭潔組に 2-6, 6-7 で敗れた。2人は2006年ウィンブルドンまでペアを組み続けたが、浅越が現役引退を表明する。浅越の引退後、スレボトニクはディナラ・サフィナとペアを組むようになり、全米オープンで初めての4大大会女子ダブルス決勝進出を果たした。サフィナとスレボトニクは、決勝でベラ・ズボナレワ(ロシア)&ナタリー・ドシー(フランス)組に 6-7, 5-7 で敗れて準優勝になった。
カタリナ・スレボトニクは混合ダブルスで、1999年全仏オープン・2003年全米オープン・2006年全仏オープンの3度優勝がある。
[編集] 4大大会ダブルス優勝
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- カタリナ・スレボトニク - WTAツアーのプロフィール(英語)