カニミソ
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カニミソとは、カニの中腸腺を食材として扱うときの呼称である。カニの甲羅をはがしたときに見られる茶色~濃緑色の味噌状のものである。中腸腺はカニやエビなどの節足動物で食物の消化と栄養素の貯蔵に大きな役割を果たしている器官であるが、脊椎動物における肝臓と膵臓の機能をあわせ持つものとみなして、古くは「肝膵臓」とも呼ばれた。
カニミソは、ゆでガニとして供されるほか、食材として用いられる。食材としてのカニミソは、一般的にはケガニのものを指すが、タラバガニやハナサキガニのものも用いられる。寿司のネタとして軍艦巻にされる。
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