カルロス・デルフィーノ
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男子 バスケットボール | ||
金 | 2004 | バスケットボール |
カルロス・デルフィーノ(Carlos Francisco Delfino, 1982年8月29日- )は、アルゼンチン出身のプロバスケットボール選手である。NBAのデトロイト・ピストンズに所属し、アルゼンチン代表メンバーでもある。身長198cm、体重104kg、背番号は20番。
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[編集] 経歴
1998年にアルゼンチンリーグのオリンピア・デ・ヴェナド・テゥエルト(Olímpia de Venado Tuerto )と契約。プロ生活を始める。1999年にのラ・ユニオン・デ・コロン(La Unión de Colón )に移籍。翌年イタリアに移りレッジョ・カラブリア(Reggio Calabria)と契約し、2シーズンを過ごす。その後スキッパー・ボローニャ(Skipper Bolonga)に移籍するが、シーズン終盤に足首のじん帯を断裂。NBAからドラフトされるがもう1年プレイする。
[編集] NBA
2003年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)に1順目25位で指名される。2004-05シーズンからピストンズに加入。シーズン前半に右ひざを負傷し長期離脱する。シーズン後半復帰するものの、NBAファイナルに進出したプレイオフのロスターからは外される。2年目はシーズンを通してプレイするが、プレイングタイムの少なさから移籍希望も口にする。3年目の今シーズンは出場時間も増え、1対1のディフェンスやインスタントオフェンスでチームに貢献する。
[編集] アルゼンチン代表
カデットチームのメンバーとして1997年と1998年に南米選手権を制覇。2001年に埼玉県で開催されたヤングメン世界選手権で来日、銅メダル獲得に貢献する。そして2004年のアテネオリンピックでの金メダルに貢献する。2006年の日本開催の世界選手権にも来日し、NBA選手を中心に構成されるアルゼンチン代表ではジノビリのバックアップとして活躍、特にトルコ戦とアメリカ戦では高い運動能力を披露し、アルゼンチンがエマニュエル・ジノビリだけのチームでは無い事を証明した。