ガラパゴス (バンド)
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1990年発売のシングル『INDIAN BOY』でデビュー。
「イカ天」に象徴される折からのバンドブームであったが、ジャングルビートという当時の売れ線の主流から外れた独自サウンドを展開。
ほとんどの楽曲をベース担当の上西泰史が手がけており、アルバム『DOWN BY LAW』のジャングルビートは、80年代に活躍した英国バンドのBOW WOW WOWの影響を大きく受けていると思われる。
当初、アルバム一枚で解散の予定だったが、東芝EMIの思惑から以降『FLOWERS』『HONEY PIE』とオリジナルアルバムは3枚まで発売された。
ボーカルの狩野環が布袋寅泰の実妹であることは、意外に知られておらず、ガラパゴス解散後に結成したSUPER EGOのドラムと結婚した。 彼女の第一子は女児でハナと命名されるが、この名前を兄の布袋寅泰はジーザス・ジョーンズのマイク・エドワーズの女児にセカンドネームとして贈った。
ギターの田中詠司は、ガラパゴス解散後、一時期PERSONZに加入、それも脱退したあとは、SWEET NUMBER NINEに在籍している。
ベースの上西泰史は、ガラパゴス解散後、ゲームミュージックの作曲やクニイリツコの編曲を手がけたり、アンビエントノイズバンドLOAD PLANET I.D.に参加していた。 現在はコアメダリクスのメンバーとして活動中。
ドラムの飯塚徹についての解散後の消息は不明。
目次 |
[編集] メンバー
[編集] ディスコグラフィ
[編集] シングル
- INDIAN BOY
- WAR THE WAR
- MY LOVE AGAIN
- ロックバルーンは99
[編集] アルバム
- DOWN BY LAW
- FLOWERS
- HONEY PIE
- TREASURE(ベスト盤)
- STAR STREET TRAX(コンピレーション)