キーラ (ウルトラ怪獣)
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キーラは、特撮テレビ番組『ウルトラマン』に登場した架空の怪獣である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
『ウルトラマン』第38話「宇宙船救助命令」 (1967年4月2日放送)に登場。別名「光熱怪獣」。
- 身長:40メートル
- 体重:2万トン
- スーツアクター:中島春雄
太陽系に存在する謎の惑星Q星に棲んでいて、科学特捜隊がBMヒューズの回収に来た時には同じQ星に棲む怪獣サイゴと戦っていた。最大の武器は目から発する強烈な閃光で、見た者の目を一時的に見えなくしてしまう。パワーではサイゴには劣るが、なかなかの実力を誇る強敵で、ウルトラマンの八つ裂き光輪を尻尾ではじき返し、スペシウム光線にも耐える強敵だったが、ウルトラエアキャッチの発展版ウルトラサイコキネシスによって宇宙の彼方に放り出され大爆発した。『ウルトラマン』という作品内において、ウルトラマンが最後に倒した怪獣である。
- 着ぐるみは後に改造が施され『ウルトラファイト』のキーラーとして復活することになる。
[編集] ウルトラファイトに登場したキーラー
『ウルトラファイト』第151話「熱い子守唄」、第154話「狂熱のバラード」、第156話「俺の名はキーラー」、第158話「握手は終った」他に登場。 なぜか、キーラでなくキーラーと呼ばれた。ゴーロンとは旧知の仲である。時に雪山でゴーゴーダンスをたしなみ、また自分の名前や不意に飛んできた三度笠に異常な執着を見せた。殴られても蹴られても、とりつかれたようにリンゴをかじり続けた事もある。戦いの時には剣(木刀)や手斧を愛用する。特に剣を手に見せる居合いの技は他の怪獣を寄せ付けない。