ギザミネヘビクビガメ
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?ギザミネヘビクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Hydromedusa tectifera Cope, 1870 |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ギザミネヘビクビガメ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Argentine snake-necked turtle |
ギザミネヘビクビガメ(Hydromedusa tectifera)は、爬虫綱カメ目曲頚亜目ヘビクビガメ科ナンベイヘビクビガメ属に分類されるカメ。別名ナンベイヘビクビガメ、アルゼンチンヘビクビガメ。
目次 |
[編集] 分布
[編集] 形態
最大甲長30cm。背甲の椎甲板や肋甲板に筋状の盛り上がり(キール)があり、ギザギザとして山のようになることが和名の由来。野生個体ではキールが磨耗することもある。頂甲板が第1、第2縁甲板と椎甲板に囲まれる形になっており椎甲板が6枚あるように見える。(多くのカメは椎甲板が5枚)
ヘビクビガメの通り頚部は長い。また頚部にはトゲ状の突起が並んでいる。下顎から頚部にかけての側面に黄色の筋模様が入る。
[編集] 生態
流れの緩やかで底質の柔らかい河川や池沼に生息する。地域によっては冬になると水中で冬眠する。
繁殖形態は卵生で1回に2-10個の卵を産む。
[編集] 人間との関係
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。ヘビクビガメ科のカメとしてはオーストラリアナガクビガメ等と共に古くから輸入がされている。
ヘビクビガメの中では温暖な地域では暖房器具を使わなくても飼育できるほど寒さには強いが、人工飼料に餌付きにくく水質悪化や腹甲を擦ってしまう事によって甲羅を腐らせてしまうことも多い。
[編集] 関連項目
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