クェゼリン環礁
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クェゼリン環礁(Kwajalein Atoll、クワジェリンとも)とはマーシャル諸島、ラリック列島にある環礁。ハワイ、ホノルルの南西3900kmの北緯8度43分、東経167度44分に位置する。クェゼリン環礁は世界最大級の環礁であり、97の小島(面積合計6.33 km²)と839.30 km²のラグーンからなる。
1944年にクェゼリンの戦いでアメリカ軍が日本軍を排除、占領した後は環礁は軍事目的で使われている。アメリカは11の島をマーシャル諸島共和国政府より賃借し、ロナルドレーガン弾道ミサイル防衛試験場(Ronald Reagan Ballistic Missile Defense Test Site、RTS)を設置している。
環礁南端に最大の島クェゼリン島(Kwajalein Island)が、北端に2番目に大きなロイ-ナムル(Roi-Namur)がある。これらの島はアメリカが使用しており、アメリカの職員とその家族が住んでいる。クェゼリン島の人口は約2500人である。
クェゼリン環礁はその軍事的な歴史からほとんど訪れる観光客はなく、自然が手付かずのまま残されている。ラグーン内には飛行機や多くの日本船、ドイツの重巡洋艦プリンツ・オイゲンが沈んでいる。
クェゼリン島の隣のEbeye島は環礁内で人口が最大である。12,000人が320,000 m²の土地に住んでおり、世界でも最も人口密度が高い場所の一つである、
[編集] クェゼリン島周辺の水路
- SAR水路(Search And Rescue Pass):クェゼリン島西のリーフにある。1970年代に作られた人工の水路で、他の自然の水路に比べて非常に浅くて狭く、小さな船のみしか利用できない。
- 南水路(South Pass):クェゼリン島西のリーフ、SAR水路の北にある。非常に広い。
- Bijej水路(Bijej Pass):クェゼリン島・Ebeye島北にある。
[編集] 関連項目
- アイランドホッピング
- 小説「クリプトノミコン3巻」p.295では「クワジャリン島」の記載があるが、「クェゼリン島」が正しいのではないか.
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