ノート:クマ
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パンダの遺伝子解析結果はジャイアント、レッサー両方ともがクマ科という結論ではなく、ジャイアントがクマ科でレッサーがアライグマ科であり、手の構造の類似は収斂による他人の空似ということだったように記憶していたのですが、レッサーもクマ科に入るという研究がその後発表されたのでしょうか?ウミユスリカ 2004年7月3日 (土) 10:56 (UTC)
- レッサーパンダの遺伝系統解析については良くわかりません。ただ、6本目の指とよばれる種子骨の存在、陰茎や腎臓の特徴など、収斂としてしまうには類似性が随分高いようです。とりあえず、「確定された」を「有力である」に表現を和らげておきました。Azu 2005年5月14日 (土) 14:48 (UTC)
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- 機会があれば,(手軽で・十分に新しく・信頼のおける著者の手になる資料として)『パンダの死体はよみがえる』(遠藤 秀紀,ちくま新書,2005.02.)あたりをご参照いただければよいかと。けれん味は否めませんが,ソウルフルで学問への愛にあふれた,よい本です。この本の中に,関連記事があったかと思います。Inukawa 2005年5月16日 (月) 19:35 (UTC)
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- 私も出版直後に前掲書を読む機会がありました。けれん味とは言っても、同じ研究者同士の間でも重要性や未開拓性にもかかわらず冷淡に放置されている現状を愁いている部分が、であって、同じ元博物館人としては非常に共感できました。学問的には十分信頼における書籍です。それによると、ジャイアントパンダはクマ科の系統の内部に、レッサーパンダは食肉目(ネコ目)の中でも孤立した系統に属するという最近の研究結果が紹介されています。6本目の指と呼ばれる構造も互いにかなり異質な機構になっているようです。新書という制約上、参照された原典の原著論文が参照できなかったのは残念でしたが。--ウミユスリカ 2005年5月16日 (月) 23:03 (UTC)
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