コスモスイニシア
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
本社所在地 | 東京都千代田区内幸町1-3-2 |
設立 | 1969年6月20日 |
業種 | 不動産業 |
事業内容 | 不動産の販売・仲介・賃貸事業 |
代表者 | 重田里志(代表取締役会長兼グループCEO) 町田公志(代表取締役社長兼COO) 常泉泰造(代表取締役専務兼専務執行役員) |
資本金 | 117億6363万円(2006年3月31日現在) |
売上高 | 連結2279億円(2006年3月期) |
従業員数 | 549名(2006年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
関係する人物 | 江副浩正(リクルート創業者) |
外部リンク | www.cigr.co.jp/ |
特記事項:宅建業免許 国土交通大臣(9)第2361号 |
株式会社コスモスイニシア(英文名称:Cosmos Initia Co., Ltd.)は、マンション・一戸建を取り扱うデベロッパーである。販売部門が分社化されていないことから、販売業務も直接自社で行っている。
目次 |
[編集] 概要
- リクルートグループの不動産会社として設立され、旧社名は株式会社リクルートコスモスという。
- 2005年6月30日に、ユニゾン・キャピタル系のプライベート・エクイティ・ファンドなどの出資を受ける形でMBOを実施して、リクルートグループから独立した。2006年9月1日には現社名に変更し、社名からもリクルートの文字が消えている。
[編集] 沿革
- 1969年6月20日 - 株式会社日本リクルート映画社として設立。
- 1974年2月8日 - 事業目的を不動産に変更し、商号を環境開発株式会社に変更。
- 1986年10月30日 - 店頭登録 (ジャスダック証券取引所)に上場。
- 2005年6月30日 - MBOによりリクルートグループから独立。
- 2006年9月1日 - 商号を"コスモスイニシア"に変更。また、本社を東京都千代田区内幸町1-3-2へ移転。
[編集] リクルート事件関連
1988年、リクルートコスモスの未公開株が官僚や閣僚に譲渡されたことが明るみとなり、リクルート事件として戦後最大級の汚職疑惑となった。その後バブル崩壊で業績が悪化。これが親会社のリクルートがダイエーに身売りされる一因となった。
尚、リクルート社はリクルートコスモスを本体より、分離する旨の発表を2005年5月27日に行った。その発表によるとユニゾン・キャピタルが新たな筆頭株主に納まり、61.7%の持分比率になる、との事である。そもそもリクルート社とリクルートコスモス社の業務上のつながりはほとんどなく、今回の決定はリクルート社によるコアビジネスへの集中の一環である解される。そもそもリクルート創業者の江副浩正がなぜ不動産業に進出したかというと、「情報誌業は虚業であり、不動産という実業を行ってこそ世間から評価される」という考えがあったからである。
[編集] 主要関連会社
- 株式会社コスモスモア(モデルルーム設営・戸建等施工)
- 株式会社コスモスライフ(管理会社)
[編集] 出身の有名人
[編集] 備考
[編集] 外部リンク
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