コトノハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コトノハは、経験や感じたこと、好き嫌いなどの様々なコト(キーワード)に対して○と×をつけていくことで、自分を表現したり、他のユーザーとコミュニケーションを行ったりすることができる、新感覚のソーシャルネットワーキングサービスである。
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[編集] 解説
オオヒダタカシが Paperboy&co. 時代に個人でサービスイン。現在はエスカフラーチェ・ラボの専用サーバで個人サービスとして運営。エスカフラーチェ・ラボの認定サービスで「ひよこ」に認定されている。
○×をつける対象はコトと呼ばれ、コトはコトノハユーザーであれば自由に登録することができる。単語やキーワードだけでなく文章の登録も多い。コトに対する○×とコメントを通しての緩やかなコミュニケーションが行われているのが特徴。また、女性ユーザーが多く参加しているのも特色のひとつ[1]。○×の札を持ったペンギンがマスコットキャラクターで、暦のイベントにあわせたかたちで出現することがある。
期間限定でテーマを絞った特別版もいくつか存在する。アカウントは通常版と無関係なので、参加するためには新規にユーザー登録する必要がある。
[編集] 機能
- Your Kotolist
- ユーザの○×、コメント、アイコン、プロフィールを表示
- Message
- コトノハユーザにメッセージを送信
- Inbox
- 任意のコトノハユーザの新着○×を表示
- Stream
- 現在の最新の○×を表示
- Hot
- 最近、たくさん○×がつけられたコトを表示
- Pop
- トータルで○×の数が多いコトを表示
- All Koto
- すべてのコトを表示
- Search
- コト・コメント検索
- Post
- コトの登録
- Users
- ユーザ一覧・検索
- Postリスト
- 自分が登録したコトの一覧を表示
- コトノハRoll
- ブログに自分の○×を表示
- Setup
- プロフィールなどのユーザー設定機能
[編集] 参加方法
完全登録制。登録を行えば誰でも自由に参加することができる。
[編集] ユーザーの傾向
[編集] 誹謗中傷など
連続Post(連続でコトをPostする行為)、重複Post(同一の内容のコト、或いは似たようなコトをPostする行為)は一部のユーザーに嫌われる傾向にあり、前者については賛否両論があるが、後者についてはその限りでなく、 Postをする前にSearchをすることが推奨される[2]。特に常連のユーザーによるPostは淘汰され、Postよりも回答に重きを置く傾向にある。 逆に新規参加者はこのような暗黙のルールを理解できぬままPostをすることもあり、度々問題視される。また、差別的、偏見的、犯罪の助長的な内容を含むコトも集団心理による誹謗中傷の対象とされやすく、これもまた問題となっている。
Postをする際にも「既に似たコトが登録されていないかどうか、検索して確認すること」「大量のコトを連続してPostすることを避けること」と緩やかな言い回しで言及されているが[3]、実際には注意文を読まずにPostする者が多いと考えられ、どれほど意味を成しているかは不明。
[編集] 歴史
- 2005年9月20日 サービス開始
- 2006年3月11日 コトノハオフ in 東京
- 2006年6月25日 コトノハオフ in 北海道旭川
- 2006年7月15日 コトノハオフ in 関西
- 2006年10月7日 携帯端末を対象としたコトノハモバイルを試験運用開始
- 2007年2月5日 エスカフラーチェ ラボに認定される
- 2007年2月8日 「コトノハ x Lingr」の実験を開始
- 2007年3月16日 トラックバックの受信機能を実装
- 2007年3月17日 コトノハオフ in TOKYO ~2007 春