サカタ90式
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90式(type 90) | |
メーカー | サカタインダストリィ(O.C.U.日本) イグチ(O.C.U.日本) |
固定武装 | なし |
携帯火器 | MULS-P規格適応品 |
主要搭乗者 | ヤン・イーヒン ロラン・コノリー |
『90式』は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)によって発売された 『フロントミッション』(Front Mission)シリーズに登場する架空の兵器ヴァンツァーの一系統。ここでは、サカタ社によって開発されたWAPについても解説する。
目次 |
[編集] 概要
サカタインダストリィ社製WAP、後にイグチ社製に移行。
初登場はFRONT MISSION。BD計画に深く関わったWAPであり、その外見・性能から高い人気を誇る名機。また、両国に兵器を販売するというサカタの体質を表している機種でもある。
[編集] バリエーション
[編集] 90式シリーズ
- 90X式
- BD試験機に使用された機種。紛争時には既に旧式化していたものの、性能を高く評価したUSN軍が90式の開発を依頼する。
- 90式
- 90X式を改良した機種。性能の高さから、USNの前線部隊に多数配備される。USN側からB型試験機としても使用されるが、暴走の危険性からの脱却は困難であった。事実、多くのパイロットも死亡している。
- 後に、サカタを吸収したイグチ社によって65式等のシリーズ共々同名の機種が販売されている。この期に及んでは、当然ながらB型デバイスは搭載されていない。
[編集] S90式シリーズ
先頭にSの付くシリーズはUSN機用を示すもので、OCU側に配備されている90式との性能差はない。
- type S90
- 『FMO』で登場した系統種。
- S90X式
- 他にS98X、S99等。
[編集] 65式シリーズ
type 65
MG内蔵アームを装備した機体だが、『FMO』では通常マニピュレーターの腕部も登場している。これは武器内蔵腕部及びホバー脚等の特殊なパーツは局地戦用として運用されているためである。テラーン同様に開口するコックピットと扁平な胴体を持つ。
また、ザーフトラ軍特殊部隊では攻撃機として採用されている。旧サカタ製品なため、BD計画以来のザーフトラの関係が継続されている可能性は存在する。
- 65X式
- 他に67C、69X式等。
[編集] 100式シリーズ
type 100
- 103式
- 105式
[編集] 150式シリーズ
type 150
- 150式
- 第二次ハフマン紛争中、市場を席巻したゼニスVに対抗し開発された機種。
- 150X式
- 型番には何らかの法則性があると思われるが詳細は不明。『4th』においてはスナイパーに特化した機体として登場している。『FMO』ではX1~X3までのバリエーションが確認されている。
[編集] 主な搭乗パイロット
- ヤン・イーヒン(1ST)
- ロラン・コノリー(1ST)
[編集] 登場シリーズ
- FRONT MISSION
- FRONT MISSION4 イグチ社製として登場
- FRONT MISSION ONLINE