サビキ
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サビキとは魚の釣り方の一種であり、サビキ針と呼ばれる針を用いた、またその釣りに用いる仕掛けも同じくサビキと呼ぶ。
[編集] 使用法
1.5メートル程のハリスに4~5本の釣り針が木の枝のように付けられており、その針にビニールや魚の皮などを巻きつけてある、これをサビキ針と呼ぶ。魚はこのハリをエサと間違い食いつくので、一種の疑似餌に分類できる。通常、サビキカゴと呼ばれるカゴを連結してまき餌(アミエビなど)で魚を仕掛けの近くに寄せて釣り上げるが、撒き餌無しでも魚が食いつくこともある。主な対象魚はアジ、サバ、イワシなど。対象魚に応じてさまざまな種類の仕掛けが出回っている。防波堤での釣りや、湾内での少し沖目での投げ釣りに用いる。比較的安価・安全で簡単な釣り方で、初心者やファミリーも楽しめるレジャーとして人気を集めている。