ザントマン
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ザントマン (Sandmann)とは、ドイツの民間伝承に登場する睡魔。
英語読みでサンドマン (Sandman)、また砂男ともいう。 姿の見えない妖精だが、一般には砂の入った大きな袋を背負った老人の姿であるとされる。
彼が背負っている袋の中には眠気を誘う魔法の砂が詰まっており、夜更けになると、 ザントマンは人々の目の中に投げ込む。 すると、人々は目が開けられなくなり、眠らずにはいられなくなってしまうという。
古くからドイツでは、夜更かしをする子供に「ザントマンがやってくるぞ」と脅して 寝かしつける習慣があった。
E.T.A.ホフマンの怪奇小説『砂男』(Der Sandmann)などの題材としても知られる。