ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン
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ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスン | ||
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ジョージ・ハリスン の アルバム | ||
リリース | 1976年 11月8日 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 45分04秒 | |
レーベル | Parlophone(UK)/Capitol(US)/東芝EMI/オデオン(JPN) | |
レビュー | ||
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ジョージ・ハリスン 年表 | ||
ジョージ・ハリスン帝国 (1975年) |
ダーク・ホース 1976-1989 (1976年) |
33 1/3 (1976年) |
ザ・ベスト・オブ・ジョージ・ハリスンは、1976年11月8日に発表されたジョージ・ハリスンのベスト・アルバムである。日本では同年12月20日にリリースされた。
目次 |
[編集] 解説
1976年、レコード会社との契約が切れたことによってポール・マッカートニー以外のビートルズの元メンバーはEMIとの契約を更新せず、古巣EMI/アップル・レコードを離れた(ジョージはワーナー傘下の自己レーベル"ダーク・ホース"に、リンゴ・スターはアトランティック・レコードに移籍、ジョン・レノンはどことも契約を交さずに活動休止)。それに伴って同年にパーロフォンから発売されたのがこのベスト盤である。
A面にビートルズ時代の彼のオリジナル曲7曲、B面にビートルズ解散後のシングルヒット曲6曲が収録されている。同時期にはポール以外のメンバーのベスト盤が相次いでリリースされたのだが、ジョンの『シェイヴド・フィッシュ』やリンゴの『思い出を映して』がどれもソロ時代のヒット曲から構成されていたのに対し、ジョージのアルバムだけがビートルズナンバーをまじえた選曲となっていた。こういったソロ・アーティストとしての彼のキャリアを踏みにじるような選曲や、あたかも彼のダーク・ホース・レーベルからの移籍第1弾アルバム『33 1/3』のセールスを妨害しようとしているかのような発売日設定にジョージは当時たいへん激怒したといわれている。全米チャートで31位を記録。日本ではオリコンチャートで最高51位だった。
[編集] 収録曲
- 全作詞/作曲: ジョージ・ハリスン
[編集] Side A
- サムシング - Something (3:02)
- 恋をするなら - If I Needed Someone (2:24)
- ヒア・カムズ・ザ・サン - Here Comes The Sun (3:07)
- タックスマン - Taxman (2:38)
- 嘘つき女 - Think For Yourself (2:21)
- フォー・ユー・ブルー - For You Blue (2:32)
- ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス - While My Guitar Gently Weeps (4:47)
[編集] Side B
- マイ・スウィート・ロード - My Sweet Lord (4:39)
- ギヴ・ミー・ラヴ - Give Me Love (Give Me Peace On Earth) (3:36)
- 二人はアイ・ラヴ・ユー - You (3:41)
- バングラ・デッシュ - Bangla Desh (4:00)
シングルのみでリリースされた作品。オリジナル・アルバムには収録されていないため、現在のところこのアルバムでしか聴くことができない。 - ダーク・ホース - Dark Horse (3:54)
- 美しき人生 - What Is Life (4:20)
[編集] 外部リンク
- Album Lyrics(アルバム収録曲の歌詞)
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