シブサワ・コウ
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シブサワ・コウは、コーエーブランドにおける『信長の野望』シリーズや『三國志』シリーズなど、数々の歴史シミュレーションゲームにクレジットされるプロデューサーである。
同様にコーエーのゲームにクレジットされる「フクザワ・エイジ」についてもこの項で述べる。
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[編集] あらまし
シブサワコウの名義は、サンライズの矢立肇など同様に、当初はコーエー製作のゲームに共通してクレジットされる架空の人名だったが、2000年にプレイステーション2用ソフト『決戦』発表時に、改めて襟川陽一本人のペンネームとされた。 元々は、各タイトルの責任者(プロデューサー)を指していたため、雑誌や出版物の記事では、毎回別人がインタビューに答えていた。その後、襟川陽一が会長職を妻である襟川恵子に譲り、作品の開発に専念するようになると「シブサワ・コウ」の名は襟川個人のペンネームとなったとされているが、襟川が開発に参加していないタイトルにも、相変わらずシブサワ・コウの名はクレジットされている。
由来は渋沢(会長が尊敬する渋沢栄一から)+光(コーエーの旧社名・光栄の光)であるとされている。
[編集] フクザワ・エイジ
コーエーのゲームには「フクザワ・エイジ」というクレジットがある作品もある。こちらは主にリコエイションゲーム(大航海時代シリーズや太閤立志伝シリーズなど)や英傑伝シリーズで使われる。こちらの由来は福沢(会長の出身大学の創立者、福沢諭吉から)+栄(光栄の栄)+二(シブサワコウから数えて二番目)であるとされる。
[編集] 主なシブサワコウ
- 襟川陽一 - エルゴソフト会長兼社長。