ジェイソン・マーキィ

ジェイソン・マーキィ（Jason Marquis 1978年 8月21日生～）は、メジャーリーグベースボールのシカゴ・カブス所属、右投左打の投手。アメリカ合衆国のニューヨーク州スタッテン島出身。

[編集] 略歴

2000年に、アトランタ・ブレーブスでメジャーデビュー。15試合に登板して、プロ初勝利を記録した。

2001年は、ブレーブスの先発ローテーションに入って、安定したピッチングを展開。3.00台の防御率で、5勝（6敗）を記録した。

2002年は、前年に引き続き、ローテーション投手として登板するが、肩に痛みが出て制球難に陥った。同年に挙げた勝利は8勝（9敗）で、またもや2ケタ勝利には手が届かなかった。

2003年は、ローテーションを外れてリリーフでの登板が中心になった。しかし、制球難は解消されず自己ワーストの防御率5.53を記録してしまった。シーズンオフに、セントルイス・カーディナルスに移籍。再起を目指す事になった。

2004年は、カーディナルスで先発ローテーションに入り、目覚しい活躍ぶり。得点力、守備力も安定した野手陣を要するチームである事も重なり、自己ベストの15勝を挙げた。

2005年も、ローテーションの一角として登板し、13勝（14敗）を挙げるが、前年と比べ、やや不安定な成績になった。

2006年は、果たして制球難が再発。6.02という、先発投手としては、にわかには信じがたい防御率を記録。また、35本の被本塁打を記録するなど、散々なシーズンになった。シーズンオフに、カブスに移籍。

ニューヨーク州スタッテン島出身の選手だが、メジャーリーグでは他に、スタッテン島出身の選手はいない。
苗字のスペルは「Marquis」で、「s」が入っているが、基本的には発音せずに、マーキー及びマーキィと読む。しかし、資料によってはマーキースと、表記されている場合もある。
ピッチャーながら、バッティングが優れており、2005年には本塁打を記録し、シルバースラッガー賞にも輝いている。