ジェットコースタードリーム
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ジェットコースタードリームは、びんぼうソフトが開発した遊園地経営シミュレーションゲーム。「ジェットコースタードリーム」(1999年)と「ジェットコースタードリーム2」(2000年)が発売されたが、どちらもドリームキャスト用ソフト。
[編集] 特徴
- ジェットコースターは1つの遊園地に1つしか作成することが出来ず、パーツ数が限られている。ただ、落下差200m、最高時速230kmというデンジャラスなコースでも十分に金を稼ぐことが出来る。
- 敷地は狭く、ポイントによって設置できるアトラクションの数が制限されている。よって、富士急ハイランド(このゲームに協賛している)やナガシマスパーランドと同規模の遊園地を作成するのは不可能。
- 客が問題を起こすようなことはなく、事故も起こらない。
- シンプルで誰でも簡単に経営することができる。お金がない状態で高価なものを設置したり、大量殺人コースターを置き続けて借金を増やすことだけが倒産の条件。
- グラフィックは3Dで、夜にはアトラクションが光る。その点では進化したゲームだったが、リアルではない。建物の中は全て空。建物や他のアトラクションにコースを貫通させることも出来る。
- 基本的に遊園地内の客の姿は見えない。ジェットコースターに乗っている客だけは見えるが、全員のっぺらぼう(口だけ幼児の落書きっぽく描かれている)。コースの途中、客はコースターから次々と落ちていくが、経営には全く問題がない(落ちた客は地面の中に消えていく)。「コースの感想」では、これまた幼児の落書きっぽく描かれたドラえもんの様な姿の客達が質問に応じる。
- 時間の流れはなく、昼・夕・夜は勝手に決められるが、経営には全く影響がない。
[編集] 関連作
- SIMPLE2000シリーズ Vol.33 THE ジェットコースター 遊園地をつくろう!
- 2003年発売のプレイステーション2用ソフト。ジェットコースタードリームと同じびんぼうソフトが開発を担当しており、実質的な続編といえる。
[編集] 類似ゲーム
- ローラーコースタータイクーンシリーズ