ジェフ・ローバー

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ジェフ・ローバー（Jeff Lorber, 1952年 11月4日-）はペンシルバニア州フィラデルフィア出身のスムーズ・ジャズ/フュージョンのキーボーディストでプロデューサー、コンポーザー。

ファンキーでポップなサウンドが特徴。古くからスムーズ・ジャズの雛形とでもいうべき音楽を演奏している。

ケニーG（この当時は本名のケニー・ゴーレリック名で）やデイヴ・コーズ、アート・ポーターなどの人気サックス奏者を彼のグループから輩出した。

[編集] バイオグラフィ

4歳よりクラシック・ピアノを演奏し始め、9歳よりジャズを演奏し始める。バークリー音楽大学に入学、卒業後の1977年に自己のグループ「ジェフ・ローバー・フュージョン」を結成し、同名のアルバムでデビュー。1979年にアリスタ・レコードと契約し、"Water Sign"をリリース。1981年にグループ活動を休止、翌年に"It's A Fact"でソロ・デビューをする。1986年にはワーナー・ブラザーズ・レコードと契約、"Private Passion"をリリース。このアルバムはヒットするが、レーベル側と彼の意向の不一致により、暫くリーダー作を出さず、プロデューサーやコンポーザーとして活躍する。

1993年にはヴァーヴ・ミュージック・グループのヴァーヴ・フォアキャストで"Worth Waiting For"をリリースしソロ活動を復活する。2003年にはナラダ・レコードに移る。2004年にマーロン・マクレイン、ナサニエル・フィリップス等とシェイディズ・オヴ・ソウルを結成、セルフタイトルを発表。テリー・スタントンや、クリス・ボッティ等をゲストに呼んでる。アート・ポーターをフューチュアした曲もあるが、彼は故人であり、過去の音源を使用したものである。

[編集] ディスコグラフィ

[編集] ジェフ・ローバー・フュージョン

タイトル	発売年	注釈
"The Jeff Lorber Fusion"	1977	Inner City
"Soft Space"	1978	Inner City
"Water Sign"	1979	Arista
"Wizard Island"	1980	Arista
"Galaxian"	1981	Arista

[編集] ソロ

タイトル	発売年	注釈
"It's A Fact"	1982	Arista
"In The Heat Of The Night"	1984	Arista
"Step By Step"	1985	Arista
"Lift Off"	1985	Arista
"Private Passion"	1986	Warner Bros.
"Worth Waiting For"	1993	Verve Forecast
"West Side Stories"	1994	Verve Forecast
"State Of Grace"	1996	Verve Forecast
"Midnight"	1998	Zebra Records
"The Definitive Collection"	2000	Arista
"Kickin' It"	2001	Samson
"The Very Best Of Jeff Lorber"	2002	GRP/Verve
"Philly Style"	2003	Narada Jazz
"Shades of Soul"	2004	Narada Jazz
"Flipside"	2005	Narada Jazz
"He Had a Hat"	2007	Narada Jazz