ジェントル・ジャイアント
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ジェントル・ジャイアント(Gentle Giant)はイギリスのプログレッシブ・ロックのバンド。
サイモン・デュプリー&ザ・ビッグ・サウンドというバンドにいたデレク、レイ、フィルのシャルマン兄弟を中心に結成され、1970年にデビューする。技巧派のジャズ・ロック寄りの音楽性でセールスに恵まれなかったが、1973年の「オクトパス」からポップな要素も取り入れるようになり、1975年の「フリー・ハンド」までセールスが上向いた。
英国のプログレ・バンドの中でも技巧派の筆頭として挙げる人も多く、複雑な楽曲を軽いタッチで聴かせてしまうメンバーの演奏技術やアンサンブル、コーラスワークは高い評価を受けている。またライヴでもメンバーが楽器を次々持ち替えつつ演奏して見せるなど見せ場も多く、玄人受けするバンドであった。
1970年代後半になりプログレッシブ・ロック自体が退潮すると、流行のパンクやニューウェーブの要素も取り入れるようになる。しかしやがて行き詰まり、1980年に解散した。
[編集] ディスコグラフィー
- Gentle Giant (1970)
- Acquiring The Taste (1971)
- Three Friends (1972)
- Octopus (1973)
- In A Glass House (1973)
- The Power And The Glory (1974)
- Free Hand (1975)
- Interview (1976)
- Playing The Fool (1976)
- The Missing Piece (1977)
- Giant For A Day (1978)
- Civilian (1980)
[編集] 外部リンク
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