ジャシンカ帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

項目統合の提案：この項目は科学戦隊ダイナマンとの統合が提案されています。統合に関する議論はノート:科学戦隊ダイナマンを参照してください。

ジャシンカ帝国は、『科学戦隊ダイナマン』に登場する敵勢力。

[編集] 概要

はるか古代に地球に落下した隕石に付着していた生命体が独自の進化を遂げた地底の居住者有尾人（ゆうびじん）の一族による帝国。その名のとおり尻尾を持ち、尻尾の数が多いほど階級が高い。怪物のような外観をした巨大攻撃要塞グランギズモを居城とし、地上への侵攻を開始した。

[編集] 帝王

帝王アトン: 尾：9本; 声：渡部猛; ジャシンカ帝国の支配者。普段はグランギズモ内の玉座に座っており、終盤まで外に出なかった。帝王剣を使って、強大な妖力を発揮する。不老不死で超魔力を得られる伝説の10本尻尾になることを夢見ており、尻尾の数を増やすレトロ遺伝子の奪取に執念を燃やすが、その夢は叶わず、50話で息子メギトの手によって倒される。死の直前、メギトの成長を認め、ジャシンカの帝王の座を譲った。
メギド王子（ダークナイト）: 尾：5本→4本→0本; 演：林健樹; 声：飯田道郎（ダークナイト時）; 帝王アトンの息子。元は5本尻尾だったが、第1話でダイナレッドに切り落とされ4本尻尾となり、以後はダイナレッドを執拗に狙う。流れ星という白馬に乗り、常に先頭に立って作戦を指揮する。ジャシン剣と呼ばれる剣を持ち、ジャシン剣蝙蝠返しという必殺技を使う。38話で度重なる失敗につけ込んだゼノビアの謀略で残りの尻尾も切られ、千年洞窟に幽閉されてしまう。; その後、千年洞窟から脱走。ゼノビアや自分を見捨てた父アトン…そして、ダイナレッドへの復讐を誓い、黒いスーツをまとった闇の使者ダークナイトとなって暗躍する。ダークナイトとなってからは必殺技もダークナイト闇の舞に変化した。レトロ遺伝子の秘密を知っており、それを利用してゼノビアを殺害した後は父アトンを倒し、ジャシンカの新帝王となる。しかし最終話でダイナマンに敗れ、爆発するグランギズモの中でキメラと共に最期を遂げた。

[編集] 幹部

カー将軍: 尾：7本; 演：石橋雅史; 帝国一の科学者で、進化獣やメカシンカの製作を行う。メギド王子の教育係も務めている。戦闘力も高く、「軍神」の異名に恥じぬ攻撃でダイナマンを苦しめた。アトンへの忠誠心は高く、アトンからも信頼されていたが、ゼノビアとダークナイトの策略に落ちて疑惑を持たれ、アトンから見限られてしまう。身の潔白を証明するため49話でダイナマンに戦いを挑み、壮絶に散っていった。死後、最後のメカシンカ・ファイアースフィンクスを作るための映像が発見され、最後まで帝国のために尽くしたその忠誠心をアトンから賞賛された。
ゼノビア将軍: 尾：7本→10本; 演：藤山律子; 37話から登場した女将軍。8年前にジャシンカ帝国の女王として君臨することを企てアトンを暗殺しようとしたが失敗、千年洞窟に投獄されていた。自力で脱獄し、改めてアトンに忠誠を誓ったが、その心中には今でも野心を宿しており、アトンに従うフリをしながら、ジャシンカの帝王の座を狙う。その為に邪魔なメギド王子を罠に陥れ、彼の尻尾を切って千年洞窟に落とした。レトロ遺伝子の存在を知った後はダークナイトと手を組み、アトンより先に10本尻尾になろうとした。妖魔力の使い手で、刃を宿した杖を武器に戦う。; 50話でレトロ遺伝子を浴びて10本尻尾となるが、その強力なパワーに耐え切れず白骨化して、絶命した。
王女キメラ: 尾：4本; 演：香野麻里; 8話から登場。メギド王子のいとこで、4本の尻尾を持つ妖術使い。変装も得意。ダイナピンクの好敵手で、鞭に変形する赤いバトンを武器として戦う。気の強い性格でメギドとは反目するが、父を倒し若き帝王となった彼を認め、新女王となる。最終話でメギドと共に死亡した。; なお、29話において子供向け番組でありながらも、裸で水浴びをした事もある。

[編集] 配下

[編集] 進化獣

進化獣製造機プログレッサーに投入された「生命のスープ」が急速に進化した生命体。過大なダメージを受けることによって生命の危機を感じるとビッグバン・プログレスと呼称される細胞が急速増加する現象によって、巨大化し「超進化獣」となる。

進化獣誕生シークエンスのBGMは、ベルリオーズの『幻想交響曲』第5楽章より。

カニシンカ: 声：西尾徳; 1話に登場。
サイシンカ: 声：依田英助; 2話に登場。
コウモリシンカ: 声：西尾徳; 3話に登場。
サンヨウチュウシンカ: 声：依田英助; 4話に登場。
バクシンカ: 声：丸山詠二; 5話に登場。悪夢を見せられる。
ヘビシンカ: 声：依田英助; 6話に登場。毒牙を使う。
カイメンシンカ: 声：西尾徳; 7話に登場。東京を日の海にしようとした。
チョウシンカ: 声：西尾徳; 8話に登場。人食い花を指揮した。
サソリシンカ: 声：依田英助; 9話に登場。
タコシンカ: 声：西尾徳; 10話に登場。あらゆるエネルギーを吸い取る。
イルカシンカ: 声：依田英助; 11話に登場。魚を操る。
ノミシンカ: 声：依田英助; 12話に登場。血液銀行を狙った。
カエルシンカ: 声：丸山詠二; 13話に登場。催眠術を使う。
ゲンゴロウシンカ: 声：大宮悌二; 14話に登場。
ヤモリシンカ: 声：西尾徳; 15話に登場。必殺技はヤモリフラッシュ。
シソチョウシンカ: 声：依田英助; 16話に登場。阿蘇山を爆破しようとした。
キョウリュウシンカ: 声：西尾徳; 17話に登場。大地震を起こした。
エイシンカ: 声：依田英助; 18話に登場。津波を起こした。
ヤマアラシシンカ: 声：依田英助; 19話に登場。
イカシンカ: 声：依田英助; 20話に登場。
ワニシンカ: 声：西尾徳; 21話に登場。
ネコシンカ: 声：依田英助; 22話に登場。
ナメクジシンカ: 声：依田英助; 23話に登場。
キツネシンカ: 声：依田英助; 24話に登場。厚揚げが好物。
ハチシンカ: 声：依田英助; 25話に登場。
ヒトデシンカ: 声：依田英助; 26話に登場。必殺技はソーラービーム。
セミシンカ: 声：丸山詠二; 27話に登場。必殺技は超音波セミシグレ。
トゲアリシンカ: 声：依田英助; 28話に登場。地中を移動しての攻撃が得意。
サボテンシンカ: 声：丸山詠二; 29話に登場。
ヤブカシンカ: 声：西尾徳; 30話に登場。人形殺し屋部隊を指揮した。
カマキリシンカ: 声：丸山詠二; 31話に登場。
クモシンカ: 声：依田英助; 劇場版（32話）に登場。
マンモスシンカ: 声：依田英助; 33話に登場。

[編集] メカシンカ

メカプログレッサーと呼ばれる製造機に投入することによって金属が同時に進化した進化獣の強化版。ダイナマンの必殺技であるスーパーダイナマイトに耐えうる能力を持っている。ジャシンカ帝国の要塞グランギズモから発射されるビッグバン・ビームの照射を受けることによって、「超メカシンカ」として復活&巨大化することができる。

ミサイルザリガニ: 声：丸山詠二; 34話に登場。
ギロチントカゲ: 声：依田英助; 35話に登場。
マシンガンジャガー: 声：依田英助; 36話に登場。
エレキウナギ: 声：西尾徳; 37話に登場。
ヨロイローズ: 声：西尾徳; 38話に登場。
レーザーホーク: 声：丸山詠二; 39話に登場。
ワープロアルマジロ: 40話に登場
ドリルホース: 声：西尾徳; 41話に登場。未来科学研究所から奪取したスーパーマッハエンジンを装着してドリルペガサスとなる。
マサカリベアー: 声：依田英助; 42話に登場。
ロケットタイガー: 声：西尾徳; 43話に登場。
ショベルコング: 声：依田英助; 44話に登場。マグマ爆弾を爆発させようとした。
レインボーカメレオン: 声：依田英助; 45話に登場。
ジェットムササビ: 声：西尾徳; 46話に登場。
ドクガスイタチ: 声：依田英助; 47話に登場。毒ガスを使う。
ブーメランジャッカル: 声：丸山詠二; 48話に登場。
コンピュータードラゴン: 声：依田英助; 49話に登場。
ファイヤースフィンクス: 声：丸山詠二; 50、51話に登場。

[編集] シッポ兵

ジャシンカ帝国の戦闘員で、「テール!」と叫びながら襲い掛かる。全員、尻尾は1本。

武器は敵を痺れさせる効果を持つ剣。変身能力にも長けており、31話では人間に化けてスパイ活動をしていた夫婦の苦悩が、その事を知らない自分たちの子供の描写も絡まった力作となっている。

親衛隊ギール: 尾：1本; 演：辻井啓嗣; シッポ兵の中でも精鋭としてメギドの親衛隊として仕える。メギドからも信頼されていたが、8話でアクシデントから人食い花に食われてしまう。戦隊シリーズ史上屈指の不運な悪キャラ。
親衛隊ギーラ: 尾：1本; 演：庄司浩和; シッポ兵の中でも精鋭としてメギドの親衛隊として仕える。メギドからも信頼されていたが、8話でアクシデントから人食い花に食われてしまう。戦隊シリーズ史上屈指の不運な悪キャラ。
侍女ビルギス: 尾：1本; 演：安田加寿美; ゼノビアの侍女として仕える女性シッポ兵。人間に変身することもできる。

[編集] 兵器

ギズモスキート

全長：10.3m
全高：4.1m
全幅：12.6
最高速度：マッハ6.2

グランギズモの口から出撃する小型戦闘機。単座式で、機体前方から光線を発射する。

[編集] 拠点

グランギズモ

全長：1027.8m
全幅：695.2m
重量：197200t

ジャシンカ帝国の拠点となる、怪物のような外観の移動要塞。

[編集] 余談

『すごい科学で守ります』では、「ジャシンカ帝国が地上からさらってきた人間が脱走したのが、地底帝国チューブとなったのではないか」と推測された。

[編集] 関連項目

この項目「ジャシンカ帝国」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。

"http://ja.wikipedia.org../../../%E3%82%B8/%E3%83%A3/%E3%82%B7/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%E5%B8%9D%E5%9B%BD.html" より作成

カテゴリ: 統合提案 | スタブ | スーパー戦隊シリーズの登場キャラクター