ジャンドゥーヤ
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ジャンドゥーヤ(伊:Gianduja)は、ヘーゼルナッツのペーストを練り込んだチョコレート。アーモンドのペーストを使用したものもある。
もととなったのは、1852年にイタリア・トリノの菓子メーカー、カファレル社によって考案されたチョコレート菓子「ジャンドゥイヨッティ」。これはナポレオン政権下での取締りによって不足したカカオを補うために、地元で採れたヘーゼルナッツを混ぜたことから生まれた。
またジャンドゥイヨッティの名前は、トリノの大衆劇のキャラクター、ジャンドゥイヤに因るとされる。
製菓のレシピなどに、ナッツのペーストそのものを「ジャンドゥーヤ」と表記してあることがあるが、これは間違い。