ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー
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ジャン=フィリップ・ロワ・ド・シェゾー (Jean Phillippe Loys de Chéseaux 、1718年 – 1751年)はスイスのローザンヌ出身の天文学者である。1746年フランス科学アカデミーに自ら発見した8個の新しい星雲を含む、星雲の表を提出した。星雲の表は1759年にギヨーム・ル・ジャンティによって記録され、1892年にギヨーム・ビゴルダンによって出版された。
シェゾーは宇宙が無限で、無限の数の星があるなら夜空は輝いていなければならないという「オルバースのパラドックス」を最初に述べた一人である。
また、聖書の出来事を歴史的に研究する仕事を行った。ダニエル書の記述にある天文学現象をもとにイエス・キリストの処刑の日を同定しようとする研究を行った。この研究は1754年のMémoires posthumes de M. de Cheseaux に発表された。
名称 | 発見年 |
---|---|
M71 | 1745年か1746年 |
M25 | 1745年 |
M4 | 1746年 |
M16 | 1746年 |
M17 | 1746年 |
M35 | 1746年 |