ジャン=ルイ・ヴェレ
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ジャン=ルイ・ヴェレ(Jean-Louis Véret 1927年パリ生)はフランスの建築家。
[編集] 経歴
1950年にエコール・ナシオナル・デ・ボ-ザールで学位取得。ル・コルビュジエのアトリエに入所後、1952年にアーメダバードに派遣され、そこで1955年まで四つの実現作を含むル・コルビュジエの「ほとんどのプロジェクト」を担当する。
1958年十一月にピエール・リブーレ、ジャン・ルノディーそしてジェラール・テュルノエとともに協同組合的工房アトリエ・ド・モンルージュを設立。同工房の実現作のうち、EDF(フランス電力公社)のイヴリ-スュル-セーヌの施設(1967)、オルレアン事務所(1968)およびレ・ミュローの研修センター(1974)の設計を担当。これら三作品はそれぞれ(順に)ショーダン邸、繊維業者協会会館そしてサラバイ邸を連想させる特徴(内外空間の複雑な相互貫入、ブリーズ-ソレイユ、煉瓦の使用等)をもっている。
1981年に独立。
1984年にパリのシテ・ド・ラ・ミュジィークの設計競技でかつての同僚ヤニス・クセナキスの計画案に協力したが、クリスティアン・ド・ポルザンパルクに敗れる。
2007年三月中旬現在、ウィキペディアのフランス語版に彼の項目はまだ存在しない。
[編集] 参考文献
「ジャン-ルイ・ヴェレ インタビュー - 聞き手:山名善之」、ル・コルビュジエのインド、彰国社、2005年所収。
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