ジャー・シャカ
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ジャー・シャカ (Jah Shaka) は、イギリスのレゲエミュージシャン、サウンドマン。名前のシャカは、18世紀のズールー族の王、シャカ・ズールーに由来する。
[編集] 略歴
1950年代後半にジャマイカのクラレンドン教区で生まれ、幼い頃(8歳頃)イギリスへ渡る。
1960年代末から、イギリスにおいてレゲエのサウンドシステムを始める。
1980年代頃からミュージシャンとして音源の製作も始める。トゥインクル・ブラザースやアスワドといったUK中心に活動するアーティストや、ホーレス・アンディ、マックス・ロメオ、ジョニー・クラークといったジャマイカ人アーティストの音源を録音した。
ジャー・シャカは、ジャマイカのサウンド・システムがスラックネス(下ネタ)を含むダンスホール・レゲエに傾いていった1980年代にも、ラスタファリ信仰に執着したサウンド・システムを構成しイギリスを中心に活動したことで知られ、ジャマイカとは異なる「UKルーツ」と呼ばれるジャンルの道筋を作った。
彼のルーツロックレゲエへの傾倒は、アバ・シャンティ・アイ、ディサイプルズ、アイレ−ション・ステッパーズなどの多くの新しいイギリスのレゲエ・アーティストやサウンド・システムを大いに奮い立たせた。ベースメント・ジャックスなどの非レゲエのアーティストもインタビューでジャー・シャカに影響を受けたと語っている。