スペシャライズド
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スペシャライズド(Specialized Bicycle Components)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の自転車関連問屋である。 1974年にマイク・シンヤードにより設立された。 1981年には世界初となる量産型マウンテンバイク「スタンプジャンパー」の販売を開始している。当時のスタンプジャンパーは日本の新家工業によるOEM生産で、その後も日本メーカーによる高品質なスチールフレームは高い人気を博した。 ロード用モデルも評価が高く、最近ではツール・ド・フランス参戦チームにも採用されている。
"Innovate or Die"(技術革新か死か)を社是に唱え、古くから4バーリンケージのリアサスペンションMTBやフルカーボンアウターレッグのフロントサスペンション、メタルマトリクス(「M2」)フレーム材、3スポークバトンホイール等、常に先進のテクノロジーを採用し、自転車業界をリードしている。
元々は「自転車部品用品問屋」であり、自ら手を加えた「スペシャル」な部品などをリリースしていた。日本でも問屋ブランドの自転車や用品があるが、それと同じである。 過去現在に至って「自転車メーカー」であったことはなく、あくまでも「企画屋」である。
現在はメリダが大株主であり、生産もメリダによるところが大きいようである。
2006年11月、ダイワ精工が1990年から続いてきたスペシャライズドとの日本総代理店契約の終了を表明した。契約終了時期は2007年4月30日で、5月以降は新たに設立されるスペシャライズド日本法人が同ブランドの販売を行う。また、アフターサービス等も順次ダイワから移管されることとなっている。
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