スーザン・クラーク
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スーザン・クラーク(Susan Clark、1940年3月8日-)は、カナダ・オンタリオ州サーニア出身の女優。
20歳を過ぎて本格的に女優として活動をはじめ、映画では1967年の『刑事マディガン』や翌年の『マンハッタン無宿』に出演し注目された。その後は70年代にTVを中心に活躍の場を求め、夥しい数の作品に出演。キビキビとして、やや勝気な娘役や、美貌を持ちながら性格が横柄なセレブ夫人などシビアな女性役を得意とした。
1975年にはパニック超大作『エアポート’75』でヒロインの一人を務めた他、翌年には感動の名作『愛のメダリスト』において、後にオリンピック金メダリストとなる実在する女性アスリート、ベイブ・ディトリクソンを力演。陸上競技から後半生の活路を開いたゴルフまで彼女の生涯を演じきり、エミー賞主演女優賞を見事獲得。日本でも高い評価を得た。