ターバン野口
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ターバン野口(たーばんのぐち)は、千円札を使用した折り紙。インターネット上で話題となり、金運上昇のお守りなどと持て囃され、テレビ番組などでも紹介されている。折り方を考案したのは名古屋市在住でインディーズバンド・アパッチのヴォーカルでもあるピロ氏(本名、中島弘喜[1])。
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[編集] 概要
ターバン野口は、千円札を細かく折ってターバンを巻いたような野口英世の顔面を作ったもの。元々の十分の一程の面積にお札を平面的に折り込むため、厚っぽい仕上がりになる。
考案したピロ氏は、野口英世の髪型に触発され千円札を折っているうちに発明したと語っている。
そして「ターバン野口」と命名し、自らのブログで「ターバン野口」を発表し世に知らしめブームを作ったのは、インターネットライターのいそにしまさお氏である。
考案者はこの「ターバン野口」を皮切りに、千円札以外のお札も使った新作を続々と発表し、2006年12月には公式ブログサイト「ターバン野口の世界」を開設。そこにはターバン野口の語りがあり、カレーとターバンを愛し、好みの女優は藤田朋子との事。さらには折り方の公式本も2007年3月12日に発売された。
この「ターバン野口」のような紙幣を用いた遊びは貨幣本来の目的外使用であり、考案者も「やりすぎに注意」と忠告している。[1]
また、最近では長谷川洋介氏他がターバン野口の新作品を自身のHPで公開している。
[編集] 脚注
- ^ a b "「ターバン野口ってだれ?」" asahi.com.
[編集] 書籍
- 『お札deおりがみ 公式「ターバン野口」のつくりかた』宝島社 ISBN 978-4-7966-5738-9