ダコタ・ファニング
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ダコタ・ファニング(Dakota Fanning,本名Hannah Dakota Fanning,1994年2月23日-)は、女優。アメリカ合衆国ジョージア州出身。
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[編集] 来歴
1999年にCMのオーディションに受かり芸能界入り。2001年、弱冠7歳で『トム・キャッツ 恋のハメハメ猛レース』で映画デビューを果たし、同年『アイ・アム・サム』で各種新人賞を総なめにする。
『アリーmyラブ』ではアリーの子供時代を演じた。『ER緊急救命室(第6シーズン第19話)』や『マルコム in the Middle』、『CSI:科学捜査班』などの人気ドラマに出演経験もある。スティーブン・スピルバーグ製作総指揮『TAKEN』では、ナレーションも務めている。
日本では、2002年映画作品『コール』で、ダコタは脇役にもかかわらず「ダコタ・ファニング最新作」のキャッチコピーがつけられた。
妹のエル・ファニングも女優であり、『アイ・アム・サム』にも多少ながらも出演している。
2005年8月、アメリカの雑誌『エンターテインメント・ウィークリー』で、弱冠11歳ながら「ハリウッド最強の女優」に選ばれた。
また、アメリカ南部の田舎町を舞台にした新作映画『ハウンド・ドッグ』中で、レイプ被害者という役を12歳でありながら演じることが明らかになり、セミヌードまで披露しているという。少女ポルノに関しては厳しい規制を取るアメリカでは、映画だけではなく、ダコタと出演を許可したダコタの両親まで激しい批判に晒されている。
13歳現在の年収は大物ハリウッドスターに匹敵する約17億円。
[編集] 天才ぶりの発揮
『マイ・ボディガード』中で共演したデンゼル・ワシントン は「あの子には観察力がある。僕が会った役者の中ではジーン・ハックマンとダコタ・ファニングだけだ」と語ったという。 また、同作のために水泳、ピアノ、スペイン語をわずか3ヶ月ですべて覚えたという天才ぶりも発揮されている。
[編集] 性格
早熟な子が多い中、ませていなく正直。打ち合わせは介入者なしの1対1が普通。打ち合わせ場所を決めることも珍しくない。
映画中では大人びているが、非常に明るく撮影外ではどこにでもいる少女と変わりない。
[編集] 主な出演作品
- アイ・アム・サム I Am Sam (2001年)
- ヘンゼルとグレーテル Hansel & Gretel (2002年)
- メラニーは行く! Sweet Home Alabama (2002年)
- コール Trapped (2002年)
- ハットしてキャット "the cat in the hat"(2002年)
- アップタウン・ガールズ Uptown Girls (2003年)
- ハットしてキャット The Cat in the Hat (2003年)
- マイ・ボディガード Man on Fire (2004年)
- リロ&スティッチ2 Lilo & Stitch 2 (2005年)
- ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ Hide and Seek (2005年)
- 宇宙戦争 War of the World (2005年)
- 夢駆ける馬ドリーマー Dreamer Inspired by a true story(2006年)
- 美しい人 Nine Lives (2006年)
- シャーロットのおくりもの Charlotte's Web (2006年)
- ハウンドドッグ Hound dog(公開日未定)
- コラライン Coraline (2008年)
- ウィングド・クリーチャーズ Winged Creatures (2008年)
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