ダフ・マッケイガン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダフ"ローズ"マッケイガン (Duff"Rose"McKagan 本名:Michael Andrew McKagan, 1964年2月5日-)は、元ガンズ・アンド・ローゼズ、現ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのベーシストを務める。190cmの長身と長いブロンドヘアー、ベースを低く構え、上半身裸で演奏する姿が特徴。ワシントン州シアトルにて、8人兄弟の末っ子として生まれる。ダフという名前は子供の頃からのあだ名で、近所にも同じマイケルという名の男の子がいたため、区別するために母親がつけたもの。
パンクに強い影響を受け、以前はベースだけでなくギターやドラムもプレイしていたが、ロサンゼルスに移った際にベースに専念することに。その後、新聞広告を通じスラッシュやスティーヴン・アドラーと出会い、ROAD CREWというバンドを結成するも、専任ヴォーカルが見つからなかったためすぐにバンドは停滞状態に。そこへHollywood RoseとL.A.Gunsが合体したガンズ・アンド・ローゼズから声がかかり、加入することとなる。
1987年にガンズ・アンド・ローゼズの一員として、アルバムAppetite For Destructionでデビュー。93年にはソロ・アルバムビリーヴ・イン・ミーも発表。
1994年にアルコールの過剰摂取により急性膵臓炎にかかり、膵臓が破裂。一時死の淵をさまようも奇跡的に生還。これをきっかけにアルコール及びドラッグを断ち、クリーンになることを決意する。
1998年にはガンズ・アンド・ローゼズを脱退。1999年にはソロ第2作、ビューティフル・ディジーズを完成させるも、レコード会社との契約上の理由から未発表のままお蔵入りとなる。その後ソロ活動を経て、自身のバンドローデッド(Loaded)を結成し、アルバムを2枚(内1枚はライブ会場とオフィシャル・サイトの通販のみで販売)発表。ローデッドではヴォーカル&ギターを担当。2002年には単独来日公演も行っている。
現在は同じくガンズ・アンド・ローゼズを脱退したスラッシュとマット・ソーラム、元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランド、ローデッドなどにも参加したことのあるデイヴ・クシュナーらと共にヴェルヴェット・リヴォルヴァーを結成し活動中。
2005年2月9日にZepp Tokyoで行われた、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー -Japan Tour 2005-の最終公演では、『セット・ミー・フリー』(Set Me Free)の演奏後ピックを投げた際、大事な指輪も一緒に飛ばしてしまい観客に探してもらうという場面があった。
[編集] その他
- 元LUNA SEAのJと仲がよい。
- シアトル・マリナーズファン。
カテゴリ: アメリカ合衆国のミュージシャン | ワシントン州の人物 | ベーシスト | ヘヴィメタル・ミュージシャン | 1964年生