チャーチル川 (ハドソン湾)
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チャーチル川(Churchill River、フランス語: fleuve Churchill)は、カナダ中部のサスカチュワン州からマニトバ州にかけて流れる大河である。チャーチル湖の流出口からハドソン湾の河口までは1,609 kmの長さである。川の名は、ハドソン湾会社で17世紀末に総督を務めたマールバラ公ジョン・チャーチルにちなむ。
川の始まりは、アルバータ州の中部から東部を水源とする支流(ビーバー湖 Beaver Lake、ビーバー川 Beaver River、サンド川 Sand River、コールド湖 Cold Lake、ワインフレッド川 Winefred River)であり、これらがサスカチュワン州のチャーチル湖で合流する。
ここからチャーチル川が東へ流れ多くの湖を作り(ハイロック湖 Highrock、グランヴィル湖 Granville、サザンインディアン湖 Southern Indian、ガウアー湖 Gauer)、マニトバ州チャーチルでハドソン湾の入江、バトン湾(Button Bay)に注いでいる。