チョウ・ユンファ
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周潤發 チョウ・ユンファ |
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画像:HK movie Chow YF n Johnnie To.jpg
香港映画祭2006(左) |
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プロフィール | |
出生 | 1955年5月18日 |
出身地 | 香港新界南丫島 |
職業 | 映画俳優 |
各種表記 | |
簡体字 | 周润发 |
繁体字 | 周潤發 |
ピン音 | Jau Yeunfaat (広東語) Zhōu Rùnfā (北京語) |
発音転記 | ジャウ・イェウンファート(広東語) チョウ・ルンファ (北京語) |
ラテン字 | Chow Yun-Fat |
[編集] プロフィール
1955年、香港新界南丫島(ラマ島)で生まれる。実家は貧しく、高校を卒業すると家電工場に勤め生計を立てる。
1973年、友人の勧めによりタレント養成所に入る。1980年、テレビドラマの『上海灘』での演技が話題となり、1984年に『風の輝く朝に』でアジア映画祭主演男優賞を受賞。そして1986年の『男たちの挽歌』が大ヒットし一躍スターダムに(同作品は香港アカデミー賞作品賞を受賞)。1986年~1987年の2年間は主演作が合計17本と、まさに「チョウ・ユンファ黄金期」だった。
「亜州影帝」の異名を持ち、尊敬を集め、一時期はアジア映画の帝王的存在に。愛称は「發仔」(ファッチャイ)。
1996年~1997年の2年間は活動を休止し、翌1998年、『リプレイスメント・キラー』でハリウッド・デビューを果たす。ハードボイルドで硬派な役からコミカルな役柄まで難なくこなす、まさに稀代の俳優と言える。
標準語である普通話がかなり下手らしく、映画『グリーン・ディスティニー』では普通話の話者たちから「発音が酷くて何を言っているか全然分からない」と言われていた。
ただし、シンガポール人の奥さんと活動休止期間中に特訓したらしく、英語の発音はジャッキー・チェンよりも上手いようで、中国大陸よりも今はハリウッドを重視しているらしい。
[編集] 出演作
1980年代
- 挽歌を吠う狼1981年
- 獣たちの熱い夜/ある帰還兵の記録 1981年
- ポストマン・ファイツ・バック/巡城馬 1982年
- 傾城之恋 1984年
- 風の輝く朝に 1984年
- サイキックSFX/魔界戦士 1985年
- チョウ・ユンファの悪霊退治/デビル・バスターズ 1985年
- 夢中人 1986年
- 密会 1986年
- 友は風の彼方に 1986年
- チョウ・ユンファの地下情/追いつめられた殺意 1986年
- 相続ゲーム 1986年
- セブンス・カース 1986年
- 殺したい妻たちへ 1986年
- 傷だらけのメロディー 1986年
- 男たちの挽歌 1986年
- マカオ極道ブルース 1987年
- プリズン・オン・ファイアー 1987年
- ファントム・ブライド/鬼新娘 1987年
- 誰かがあなたを愛してる 1987年
- コメディー/男たちのバッカ野郎 1987年
- 男たちの挽歌II 1987年
- 愛と復讐の挽歌 1987年
- 愛と復讐の挽歌・野望編 1987年
- 僕たちは天使じゃない 1988年
- パラダイス・パラダイス 1988年
- チェリー・ブラッサム 1988年
- 大丈夫日記 1988年
- タイガー・オン・ザ・ビート 1988年
- 非情の街 1989年
- 過ぎ行く時の中で 1989年
- ゴッド・ギャンブラー 1989年
- 狼 男たちの挽歌 最終章 1989年
- いつの日かこの愛を 1989年
1990年代
- ゴールデン・ガイ 1990年
- 黒社会 1989年
- ゴッドギャンブラーⅡ 1990年
- アゲイン/明日への誓い 1990年
- プリズン・オン・ファイアー2 1991年
- 狼たちの絆 1991年
- フル・コンタクト 1992年
- ハードボイルド/新・男たちの挽歌 1992年
- フル・ブラッド 1994年
- ゴッド・ギャンブラー・完結編 1994年
- 大陸英雄伝 1995年
- リプレイスメント・キラー The Replacement Killers (1998)
- NYPD15分署 The Corruptor (1999)
- アンナと王様 Anna and the King (1999)
2000年代
- グリーン・デスティニー 臥虎藏龍 (2000)
- バレット・モンク Bulletproof Monk (2003)
- 満城尽帯黄金甲 Curse of the Golden Flowers (2006)
- パイレーツ・オブ・カリビアン3 Pirates of the Caribbean: At Worlds End (2006)
- 赤壁 The Battle of Red Cliff (2007)