テクニカル指標一覧
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テクニカル指標一覧(てくにかるしひょういちらん)は、テクニカル指標を一覧にしたものである。以下はその仲間について解説していく。
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[編集] MACD
- 英語では、Moving Average Convergence Divergence Trading Methodで、頭文字の略称、MACDで呼ばれるのが一般的である。
- 日本語では、移動平均収束拡散法。
- 製作者はジェラルド・アペル(Gerald Appel)。
- 算出方法は
- MACD = 12日平滑移動平均 - 26日平滑移動平均
- MACDシグナル = MACDの9日平滑移動平均
- 投資判断は、MACDがMACDシグナルを上抜いたら買い、下抜いたらを売りである。
[編集] RSI
- 英語では、Relative Strength Indexで、頭文字の略称RSIで呼ばれるのが一般的である。
- 日本語では、相対力指数。
- 製作者はJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア(J. Welles Wilder, Jr.)
- 算出方法は
- RSI = n日間の値上がり幅合計 ÷ (n日間の値上がり幅合計 + n日間の値下がり幅合計) × 100
- nとして、14や9を使うのが、一般的。30以下では売られすぎ70以上では買われすぎの水準と言える。余談だが製作者自身はこの指標を自身が作った数多くの指標、投資法の中の一つと考えていて、この指標はそれほど信用していない。
[編集] W%R
- W%Rまたはウィリアムズ%Rと呼ばれる。
- 製作者はラリー・ウィリアムズ(Larry Williams)
- 算出方法は、
- W%R = (過去n日間の最高値-当日の終値) ÷ (過去n日間の最高値-過去n日間の最安値)) × 100
- 判断方法はRSIと同じである。これもRSIと同じく製作者自身はこの指標を自身が作った数多くの指標、投資法の中の一つと考えていて、この指標はそれほど信用していない。信用度は後に『究極のオシレーターなる物』を作る程度のものである。
[編集] ボリンジャーバンド
- 一般的にボリンジャーバンドと呼ばれている。
- 製作者はジョン・A・ボリンジャー(John A. Bollinger)
- 算出方法は、
- 投資判断は自由。終値が上のバンドを上抜いたら買い、下のバンドを下抜いたら売り。もあれば逆パターンもある。