デューク・オブ・ヨーク (戦艦)
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艦歴 | |
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起工: | 1937年5月5日 |
進水: | 1940年2月28日 |
就役: | 1940年8月20日 |
退役: | 1951年11月 |
その後: | 1957年にスクラップ |
除籍: | 1957年5月18日 |
性能諸元 | |
排水量: | 42,500t |
全長: | 227.1m 225.6m(水線長) |
全幅: | 31.4m |
吃水: | 10.5m |
機関: | 蒸気タービン4基4軸 125,000馬力 |
最大速: | 28.3ノット |
航続距離: | 6,000カイリ(14ノット時) |
乗員: | 1,556名 |
兵装: | 35.6cm4連装砲塔2基、連装砲塔1基 13.3cm連装両用砲8基 40mm8連装ポンポン砲 |
デューク・オブ・ヨーク(HMS Duke of York)は、イギリス海軍のキングジョージV世級戦艦。艦名は最初は「アンソン」だったが、1938年12月に「デューク・オブ・ヨーク」と改名された。
ジョン・ブラウン社で建造。1937年5月5日起工。1940年2月28日進水。1941年11月4日竣工。
第二次世界大戦では本国艦隊に所属しソ連へ向かう輸送船団の護衛などに従事した。1943年12月26日にはJW55B船団攻撃に出撃してきた独巡洋戦艦「シャルンホルスト」と交戦しこれを大破させた。「シャルンホルスト」は最終的に軽巡洋艦「ジャマイカ」や駆逐艦の雷撃により沈没した。(北岬沖海戦)
1945年4月には太平洋艦隊所属となり、7月太平洋到着し、太平洋艦隊の旗艦として9月2日の日本の降伏調印式に参加している。
1957年除籍、解体。