デリー級駆逐艦
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デリー級駆逐艦 | ||
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フリーマントル沖のD62 ムンバイ | ||
概歴 | ||
就役開始 | 1997年11月15日 | |
退役完了 | 就役中 | |
前級 | ラージプート級駆逐艦 | |
次級 | コルカタ級駆逐艦 | |
要目 | ||
艦種 | 駆逐艦 | |
排水量 | 満載排水量 | 6,200t |
全長 | 163m | |
全幅 | 17m | |
吃水 | 6.5m | |
機関 | M36Eガスタービン 2基 | 64,000hp |
速力 | 最大32ノット | |
航続距離 | 5,000海里 | |
乗員 | 360人 | |
武装 | 100mm単装砲 | 1門 |
3M24(SS-N-25)SSM4連装発射機 | 4基 | |
3K90 M-22(SA-N-7)SAM発射機 | 2基48発 | |
AK-630 30mmCIWS | 4基 | |
533mm5連装魚雷発射管 | 1基 | |
RBU-6000対潜ロケット発射機 | 2基 | |
搭載機 | シーキングヘリコプター | 2機 |
デリー級駆逐艦(Delhi class destroyer)は、インド海軍の駆逐艦。1977年より開始されたプロジェクト15によって整備され、3隻が建造された。
ロシアの技術が基本となっているが、インド海軍のゴダヴァリ級フリゲートの設計思想を取り入れて設計されている。デリー及びマイソールは、2基のAK-630をバラクSAM発射機と交換している。機関については、CODAGによる物とする説もある。
2006年、イスラエルによるレバノン侵攻において、ムンバイが派遣され僚艦と共にレバノン在住インド人の避難活動に当たった。
後継艦のコルカタ級(プロジェクト15A)は、本級の改良型である。
[編集] 同型艦
艦番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 |
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D61 | デリー(Delhi) | 1992年12月12日 | 1995年3月20日 | 1997年11月15日 |
D60 | マイソール(Mysore) | 1991年2月 | 1993年6月4日 | 1999年6月2日 |
D62 | ムンバイ(Mumbai) | 1995年6月 | 1997年4月22日 | 2001年1月22日 |