トロットスター
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性別 | 牡 |
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毛色 | 鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1996年5月11日 |
死没 | 生存中 |
父 | ダミスター |
母 | カルメンシータ |
生産 | 荻伏三好ファーム |
生国 | 日本(北海道浦河町) |
馬主 | 高野稔 |
調教師 | 中野栄治(美浦) |
競走成績 | 34戦8勝 |
獲得賞金 | 4億7239万5000円 |
トロットスターは日本の競走馬である。主に短距離を中心に活躍し、高松宮記念とスプリンターズステークスの2つのGIを制した。北海道浦河郡浦河町の荻伏三好ファームにて、父ダミスター、母カルメンシータ(母の父ワイズカウンセラー)の間に生まれた。
[編集] 戦績
デビュー戦は1999年1月31日東京競馬第5競走(4歳新馬・ダート1200m)で2着、初勝利は1999年2月20日東京競馬第2競走(4歳新馬・ダート1400m)。(年齢は旧年齢とした。)
2000年から成績が安定し始め、暮れのCBC賞で重賞初制覇。3連勝で2001年の高松宮記念をむかえ、昨年9着の汚名をそそぐ差し切り勝ち。
続く安田記念では14着に敗れるも、秋初戦のスプリンターズステークスではレコードを0.1秒縮める圧勝。2001年最優秀短距離馬に選ばれた。
以降は勝ち星に恵まれず、2003年引退。日高スタリオンステーションにて種牡馬となっていたが、2005年に韓国のイム・クァンホ氏に購入され、2006年からは済州・松岳(ソンアク)牧場で種牡馬生活を送る事となった。2006年の種付頭数は10頭。
[編集] 競走成績
- 主戦:蛯名正義騎手
- 主な勝ち鞍:高松宮記念・スプリンターズステークス(2001年・GI)・CBC賞(2000年・GII)・シルクロードステークス(2001年・GIII)
[編集] こぼれ話
トロットスターの本来の父親はシンボリルドルフになるはずだった。しかし、種付けの際に母・カルメンシータが暴れ、お流れとなってしまった。そこで牧場側は「代役」としてテクニシャンと評判だったダミスターを紹介され種付け。生まれたのがトロットスターだった。
トロットスターの血統 ミスタープロスペクター系/Raise a Native4×5=9.4% | |||
父
*ダミスター Damister 1982 鹿毛 |
Mr.Prospector 1982 鹿毛 |
Raise a Native | Native Dancer |
Raise You | |||
Gold Digger | Nashua | ||
Sequence | |||
Batucada 1969 鹿毛 |
Roman Line | Roman | |
Lurline B. | |||
Whistle a Tune | Double Jay | ||
Siama | |||
母
カルメンシータ 1989 栗毛 |
*ワイズカウンセラー Wise Counsellor 1983 鹿毛 |
Alleged | Hoist the Flag |
Princess Pout | |||
Quarrel | Raise a Native | ||
Rhubarb | |||
グロウディク 1982 栗毛 |
*ディクタス | Sanctus | |
Doronic | |||
シンラッキー | シンザン | ||
タジマラッキー F-No.7-C |
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