ナースのお仕事の登場人物
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ナースのお仕事の登場人物(ナースのおしごとのとうじょうじんぶつ)では、テレビ番組･映画「ナースのお仕事」の登場人物について説明する。
- パート1に対しスペシャル、パート3に対し映画版は後日談の形式をとっている為、共通する出演者が多い。
- 医療関係者以外（患者、家族、ゲストなど）は「ナースのお仕事」を参照。
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[編集] ナース
[編集] 全シリーズ出演
- 朝倉いずみ（観月ありさ）
- 本シリーズの主人公。
- 栃木県出身。東京へ出て遊びたいという理由で色々な短大や専門学校を受験するが、全て不合格となり、唯一合格した看護学校に入学し上京する（本人曰くトコロテン式）自分の考えとは逆に全く遊べないまま卒業し、若葉会総合病院にナースとして就職。本人の想像以上にハードな仕事環境と失敗が多いことから何度か辞めようと思うが、奨学金返済の為もあり仕事を続ける（奨学金返済のために掛け持ちの仕事も）そんな状況の中、仕事上の経験を通して徐々にナースとしての自覚が出てくるようになる（パート3以降では自称「ベテランナース」）
- 絵に描いたようなドジナースで、点滴は3回に1回は失敗、採血は下手、入浴介助で熱湯を出す、ワゴンをひっくり返すなど、普段はミスを連発（パート3では患者からドジナース1位という不名誉な称号も）しかし、患者の急変時や事故等で怪我人が多数運ばれたときなどは的確な行動をとる。逆境に強い、いざというときに本領を発揮するナースである。
- 能天気で天真爛漫。細かいことを気にしないアバウトな性格。同じようなミスを連発しても悪びれないため「朝倉～！」と尾崎ナースにいつも怒鳴られる。患者に対してはとても優しく明るく接するため「いずみちゃん」と呼ばれ、男性患者を中心に人気がある。
- 患者を想う気持ちは随一で、亡くなった患者の通夜・墓参りに行ったり、無理やり退院しようとした患者に「仕事と命どっちが大事なんですか」と必死に説得したことがある。患者を想うがゆえに、尾崎ナースをはじめとする同僚ナースやドクター達と、治療方針を巡り対立したり食い下がったこともある。
- シリーズ終盤では、後輩を指導する経験からずいぶんと成長し、疲れから犯したミスを隠そうとした尾崎に指摘をしたこともあった（パート3の第6話）
- 歴代の研修医と交際している。パート3でも研修医の高杉と交際、終盤で結婚した。（赤木曰く「魔性の女」）
- パート3では赤木、パート4では河合の指導係を担当。赤木とは犬猿の仲ながらも、大きなミスの時はフォローするなど険悪という訳ではないようである。河合とは性格や仕事の考え方の違いから当初ギクシャクしていたが、終盤になり河合が朝倉を受け入れ、最終回にはデートで着る洋服探しを、朝倉と一緒に選ぶ場面も。大島とはほとんど仕事以外の付き合いはないが、一度だけ他の大島派のメンバーと合コンに参加した（パート3の第7話）
- 特技は大食い。無料の超大盛りラーメン（制限時間あり）を平らげるほど。好物は沢山ある（好物はパートによって違う）
- 尾崎翔子（松下由樹）
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- 外科ナース→外科主任→外科婦長→初代訪問看護科婦長と、若葉会の史上最年少婦長就任記録を出した実力派。元々は朝倉の指導係で、朝倉のドジに振り回されるしかし、朝倉が点滴に失敗し続けていた時には、朝倉のために自分が練習台になったことがある。
- 患者に人一倍心優しい朝倉と出会うことにより、技術一点張りだった仕事の仕方に変化が見られるようになる。いつも朝倉に怒鳴ってばかりだが、二人の絆は深い。
- 朝倉とは対照的に、サッパリとした性格で几帳面。負けず嫌い。同期の大島ナースとは最大のライバルで、大島が尾崎の主任・婦長の座を奪うと目論んでいたときにはその座を死守した。しかし、大島とはあくまでも仕事上のライバルであり、ドクターと対立を起こすときには、必ずと言っても良いくらいに手を組む。
- 沢田と結婚したがパート4で離婚（娘のまりあは尾崎の元に）パート4では永島と次第によい関係になる。パート1では尾崎の中学時代のクラスメート、元担任、パート3では新人時代を知る元同僚ドクターが登場した（元クラスメートからだまされ数百万を失い、看護婦寮に戻る羽目に）
- 全シリーズを通してよく居酒屋に行ったり、朝倉の自宅のアパートで缶ビールを大量に飲んだりと、朝倉以上に酒に強い。
[編集] 複数作出演
- 根本雅子（吉行和子）
- パート2以外全作に登場。
- 若葉会総合病院外科師長→（外科兼）看護部長。温和で物腰が柔らかく、ナース達からの信頼が厚い。部下思いで、パート3では仕事に過剰な執着心を見せている尾崎を諫め、院長からナースのリストラ命令が出た際は、他のナースを辞めさせないために自ら辞表を出した。（その後院長の使い込みが露見し、リストラはなくなった）
- 大島（新姓;浜野）冴子（伊藤かずえ）
- パート2以降全作に登場。
- 黒ぶち眼鏡とひっつめ髪がトレードマークのナース。尾崎とは同期でありまたライバルでもあり、主任・師長の座を幾度となく争った。仕事は完璧主義。そのため朝倉や赤木には冷たく接するが、いじめているわけではない。
- 仕事中は厳格で近寄りがたい雰囲気があり、若いドクター（特に高杉）からは恐れられている。だが取り巻きのナース（常時2～3人おり、シリーズ毎に一部入れ替わる）と居酒屋に行くこともあり、うわさ話も好きな普通の女性である。カラオケの十八番は梶芽衣子の「怨み節」。パート3では同僚（特に尾崎）たちとの仲が険悪化し、自棄になってズル休みをし、自宅で独り焼肉をしている際にCO中毒で若葉会に搬送されてきてからは、尾崎との仲は解消された。
- 恋には純情な面があり、パート3では患者にプロポーズされ、一度だけ眼鏡を取り髪を下ろして勤務したことがある。あまりにも容貌と雰囲気が違うので同僚ナースやドクターたちに驚かれた。だが他の患者を置いてナースを辞めることができず破局。最終的には浜野と結婚する。
- パート4では晴れて主任になり、ナースステーションが大島の独擅場と化し一段と仕事に精を出していた。尾崎婦長とのバトルは相変わらずだが、あくまでも仕事上で仕事と育児の両立で、尾崎の気持ちがわかるように…
- 福山夕子（井上晴美）
- パート1～2に登場。
- 髪の毛が茶色だったので、朝倉から陰口の部類で「茶髪」と呼ばれていた（本人の前では「福山先輩」）情報をキャッチするのがいち早く、大体の院内や同僚に関する情報は彼女が発信元であった。さらに水島をはじめとする若葉会の研修医を、細かくメモでチェックしていた。父親を早く亡くし、第10話では入院してきたニュースキャスターの桂木に父親の面影を感じ、手厚く看病しネクタイをプレゼントした。足立美紀の指導係。パート2では若葉会を辞め居酒屋「ゆうこ」で働く。
- 赤木まどか（神田うの）
- パート3、映画に登場。
- 朝倉が初めて指導した新人ナース。ネイルアートをつけたままで勤務する、仕事を忘れて朝倉と脚線美について競い合う、患者の下の世話を嫌がるなど、朝倉以上に破天荒なナース。そのため先輩ナースにとっては朝倉と並んで頭の痛い存在となっている。しかし朝倉同様、土壇場になるとミスはゼロで、血液を恐れず完璧に仕事をこなし、実質、河合より使える新人ナースであることが伺える。本人曰くナースは「暇つぶしの仕事」「男受けがいいから」続けていて、金持ちと結婚してさっさと壽退職するつもりだという。
- 早坂由香里（上原多香子）
- パート3、映画に登場。
- 若葉会総合病院に看護学校の研修生として若葉会に来た。看護生としては優秀だが、朝倉を見下したりする態度をとる。しかし、尾崎は「ドジでもナースとしていいところあるのよ。」と言われ、最初は疑っていたが、次第に朝倉の良さを見つけた。よって朝倉をナースとして認め、尊敬する。
- なお「ナースマン」にも医療関係者ではないが登場。
- 上原真弓（国分佐智子）
- パート3、映画に登場。
- 朝倉と同期でいつも大島派のメンバーと行動しているが、一応中立の立場。
- 工藤幸子（ふせえり）
- パート3、パート4に登場。
- 大島取り巻きトリオの一人。いかにもふてぶてしそうな顔。
[編集] パート1とスペシャル
- 桜井華子（深浦加奈子）
- 外科主任。パート2でもファンサービスか、大島と絡むゲストシーンが短時間あった。
- 噂話が大好きで同僚の福山とは何かと勤務中に世間話をしていた。しかし、仕事においては完璧で、尾崎も朝倉に「あんたなんか足元にも及ばないわよ」と言わしめるほど。
- 第9話では階段で怪我をし入院する羽目になったが、そのときも朝倉他のナースを厳しく指導し、同室の患者にも薬を正しく服用するよう細かく指導していた（そのことで患者や朝倉から反感を買う）。師長になることを諦めていない。
- 中原真保（小島聖）
- 朝倉や足立と同じく若葉会に配属される。仕事は朝倉以上に優秀で真剣であったが、第5話で担当した男性患者が急死、死を受け入れることができず、思い詰めて寮で自殺を図ろうとし、朝倉に「馬鹿！」とビンタされ止められる。結局ナースを辞め郷里に帰っていったが、その後若葉会あてにお礼の手紙と（特に朝倉に対して）スイカが送られた（そのスイカを楽しみに食べようと待っていた朝倉だったが、先輩の桜井主任や福山に全部食べられてしまうはめに…）
[編集] パート2
- 山岡美智子（野際陽子）
- パート2のみ婦長が異なるのは、吉行のスケジュールの都合と考えられ、朝倉が病院を異動したという設定で不自然さを極力回避している。
- 若葉会第二病院外科師長。仕事には厳しさを見せる反面、人を見る目があり、ドジばかりの朝倉に対してもいち早く長所を認めていた。ドクターからの信頼が篤い。
- 北村千明（上原さくら）
- 研修医の牧原をめぐって何かと朝倉と対立する。
- 小池春子（光浦靖子）
- 牧原のことを「マッキー」と呼びしつこく追いかける。
- 中尾悦子（宮地雅子）
- 渋谷圭子（安達香代子）
- 上野奈緒（有沢康子）
[編集] パート3
[編集] 映画版
- 矢口俊子（根岸季衣）
- 外科婦長。根本が看護部長専任となり、その後任としてやってきた。ご他聞に漏れず口うるさい。尾崎と対立する。
- 桑田和子（土屋久美子）
- 高津幸江（小林美江）
[編集] パート4
- 河合ひろみ（安達祐実）
- 朝倉が指導した2人目のナース。仕事においては完璧で優秀であり、朝倉を完全に食ってしまう。大量の血液を目の当たりにすると、過去の記憶からか、過呼吸に陥りパニック状態になる（この点においては赤木のほうが優秀といえる）が後に克服。優秀さ・プライドの高さが災いしてか、ミスを犯した際の挫折感に堪えられず、一時はナースを退職する。高杉の説得で仕事に復帰。そのため高杉医師に恋心を抱き、朝倉との仲が険悪になったこともある。恋心を抱き始めてからは、トレードマークだったメガネとポニーテールをやめ、コンタクトをして可憐になり、患者から告白された。
- 金田由香（須之内美帆子）
- 大島取り巻きトリオの一人で、トリオの中にいつもいる、一人だけ若そうな存在。
- 堀内良恵（宮田早苗）
- 大島取り巻きトリオの一人で、顔だけ見るとコメディリリーフか嫌な奴そうだが、目立った活躍は全く無かった。
[編集] ドクター
- 沢田俊介（長塚京三）
- パート1～3に登場。
- 外科部長。かなりの腕の持ち主で、難しいオペを何度も成功させ患者から信頼を得ている。だが（元）妻の尾崎ナース絡みのこととなると、我を忘れパニックになる事も。娘のまりあを溺愛している。尾崎と結婚後、一時は退職し専業主夫になるも外科部長として復帰。仕事と家庭を両立しながら円満に夫婦生活を送ってきた。
- だが沢田の渡米が決まった際、尾崎はナースを辞めることができず日本に残ることを決断、二人は離婚する。パート4では一度も出番がなかったが、最終回で尾崎に手紙を送り、尾崎がそのことを永島医師に話すシーンがある。
- 桂木京子（とよた真帆）
- パート3に登場。
- アメリカから帰国したシリーズ唯一の女医。高杉の先輩でもある。沢田医師との異なった治療方針やナースを軽視する態度（尾崎主任・大島以外）をとり、ナースからの反感を買われる。また高杉が桂木についていくこともあって、朝倉との仲が険悪になるほか、沢田医師も「京子ちゃん」呼ばわりしてたことが原因で、尾崎にも反感を買われる。彼女が原因でナースとドクターが対立する派目となる。しかしナースとの仲を直しかけたところで「アメリカ向き」「婚約者がいる」との理由で再びアメリカに行った。 余談だがアメリカ生活が長かったことあり、スキンシップが激しい（高杉がオペで成功したお祝いとしてキスをする）。
- 浜野雄一（石原良純）
- パート3～4、映画に登場。
- 高杉の研修医時代の指導医だが、仕事に対して行き過ぎとも言える貪欲さを見せる高杉とは、時たま衝突する。学会に論文を発表することに余念がなく、出世に精を出している。高杉の渡米研修を斡旋した。自分の後輩である高杉に厳しいところがあるが、高杉を信頼しており将来を期待しているためである。ナースに対してもやや厳しい（特に朝倉や尾崎で朝倉はナースで唯一呼び捨てで、尾崎に対しては婦長と外科医という立場であるのにもかかわらず、稀にタメ口である）ところもあるが、大島とは最初はあまりいい関係ではなかったのが、次第に大島との共通点が見つかり、共にカラオケでデュエットして歌ったり、ついに大島と結婚。子どもを2児もうける。
- 永島淳平（益岡徹）
- パート4の新外科部長。
- 渡米した沢田の後任として長野からやってきた。沢田同様優秀で腕のいいドクターである（第9話で恩師?の稲本教授曰く「君は優秀だった」と言わしめるほど）沢田以上に患者とのコミニケーションを大切にし、当初は過剰な患者との会話に高杉はなかなか受け入れることができなかったが、次第に尊敬するようになる。尾崎婦長の仕事ぶりや考え方に次第に共感するようになり、訪問看護科立ち上げの際何かと協力する。
[編集] 研修医
- 水島龍太郎（岡田浩輝）
- パート1のレギュラーで、映画版とパート3にも登場。
- 収入が少ないために朝倉のいる看護婦寮に住むことに。血を見るとすぐに倒れてしまい、そのことが原因で初オペが遅れることに（幼いころ弟を自転車事故で亡くし、それ以来血を見るのが怖くなった）
- その後第8話でようやく初オペに成功した（患者は朝倉の幼馴染三上）その後青森の総合病院に移り、パート3の中盤で患者の付き添いで再び朝倉の前に姿を現す。当時高杉と交際していたにもかかわらず、朝倉にプロポーズし朝倉を悩ませた。
- 牧原耕太郎（松岡昌宏/TOKIO）
- パート2に登場。
- 水島とは対照的にクールで気が強い男である。しかし気の強い性格が災いしており、朝倉のアドバイスを聞かず、誤診を招くことに（盲腸と確信していて手術をしたが、盲腸ではなく大腸がんであり、最終的には沢田が登場し無事成功したものの、沢田が来なかった場合や遅れ場合は命を落としている可能性も高い）温厚な沢田に唯一殴られた人物。一度失敗したらなかなか立ち直れないところもある。しかし成功したら鼻が高くなり、調子に乗る場面も出てくる。研修医の収入が少ないせいか毎日カップ麺を食べている。
- なお「ナースマン」では主役の看護士を演じている。
- 高杉健太郎（藤木直人）
- パート3～4に登場。
- 若葉会外科の中では一番若いドクターでもある。若葉会初出勤日に道端で栄養失調で倒れ、お互い同僚になるとは知らないまま朝倉に助けられる。朝倉と交際し、彼女のアパートに転がり込む。だらしない朝倉に代わりゴミ出しや料理をするなど家事に対してはマメだが、ケンカをしてアパートから追い出され、医局に住み着くことがあった。パート3終盤で念願のアメリカ研修へ。1年後帰国し朝倉と結婚、朝倉（高杉）いずみと2人暮らしに。パート4で故郷に帰るため、朝倉と共に若葉会を退職した。
- 誰に対しても優しく、人当たりがいい。そのため朝倉によく嫉妬される。朝倉には乱暴な言葉遣いをすることもあるが、恋人故の気安さと言う範囲である。物腰は柔らかだが仕事に関しては野心家で強情な面を見せる。仕事に熱中するあまり視野が狭くなり、パート3ではオペ中に沢田医師の指示を聞かなかったり、パート4では難しいオペ中に永島医師のアドバイスに耳を傾けようとはしなかったことがある。一方パート4では、自信をなくした河合を励まし、復帰させることに成功した（しかし、そのことで河合が高杉に恋心を持ち、朝倉と衝突することになってしまう）
- 祖父は町医者、父は普通のサラリーマン。母はライターで世界各国を飛び回っている。大学の先輩の女医、桂木京子にラブレターを渡したことがある。医大時代に教授の娘と付き合っていた。
- 同僚ドクターと仕事以外で関わっている描写は少なく、友人関係は不明。だが浜野とバーでよく飲んでいることを発覚している。高杉にとって浜野の存在はたった一人の先輩であり、浜野が社会復帰できない騒ぎになったときには涙を流したこともある。
- メロンパンが好物。醤油ラーメンをたらふく食べてメロンパンでしめるという食べ方が好きらしい。この食べ方は朝倉も好きなようで、ドラマ中よくラーメンやメロンパンを食べるシーンが沢山出てくる。朝倉と同じく、美味しいものを沢山食べることが好き。料理上手でお好み焼きなどを作る。
