ノート:ハレとケ
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ハレとケは分けた方が良いんじゃないかな? ハレだけでも結構加筆できそうですし・・Miketsukunibito 2004年12月31日 (金) 08:42 (UTC)
2004年からそれほど加筆されてないのかな・・・。ただ「ハレとケ」という見出しもねぇ。まあリダイレクトして飛んでくるからまあいいのでは・・・って、なんで「ハレ」と「け」なの?一般的にカタカナで書くと思うけど?
ハレの概念規定ですが、柳田国男はハレについて一方で「折り目・節目」のことであると指摘しています。これまでの民俗学での議論はハレを儀礼と同一視し、儀礼の研究に関心を寄せすぎていた様に思います。非日常としてのハレは儀礼の記述に他ありません。しかしながら、まず儀礼がハレであるとはどういうことかを考える必要があります。すなわち、ハレとしての儀礼=折り目・節目としての儀礼というパースペクティブに立つことが必要であると考えます。譲歩して、ハレ=儀礼という場合、もっぱらハレは積極的儀礼に当たります。他方、儀礼にはタブーという消極的儀礼もあります。この消極的儀礼と積極的儀礼の関係の方が非日常/日常を表すハレとケという捉え方より重要に思われます。拙速ですが、結論からいうと、ハレとケではなくて、タブーとハレという捉え方の方が良いでしょう。ケについてはケガレとペアです。これは波平恵美子氏が「ケガレの構造」で指摘する生と死の対立に対応するように思います。民俗学でいうケガレと文化人類学でいう汚れは区別した方が議論が混乱しないでしょう。個人的意見ですが、これらをまとめると、タブーとハレ、汚れ、ケとケガレの3項目についてそれぞれ記述するのがベストだと考えます。 --Comurin 2006年5月22日 (月) 15:46 (UTC)
当初ハレとケという捉え方はそれほど注目を集めなかったようであるが、和歌森太郎が着目してから後、広く学界内で知られるようになった。の一文を追加します。事実関係について誤りはないと思いますが、詳しい方いらっしゃいましたら、ご教示下さい。--Comurin 2006年5月25日 (木) 05:11 (UTC)