バックホー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バックホーとは、油圧ショベルと総称される建設機械のうち、ショベル(バケット)を手前向きに取り付けた利用形態をいう。「ドラグショベル」ともいう。手前向きのショベルで引くようにして、地表面より低い場所の掘削に適している。
油圧ショベルはアタッチメントの付け替えによって様々な用途に使われ、ショベルを上向きに取り付けた状態は「ローディングショベル」と呼ばれる。
英語のbackhoeが語源だが、今日では意味にズレが生じている。日本でいう「バックホー」を指すこともあるが、一般にはトラクタショベルの後ろに小さな手前向きショベルの付いたもの(日本ではあまり見かけない)を指すことが多い。