バビロン5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
J・マイケル・ストラジンスキーが脚本・総監督を務めたSFテレビドラマ(海外ドラマ)。米国において1993年から1999年の間に5シーズンおよび続編となるミニシリーズが放送された。日本でもスーパーチャンネル(現Super! drama TV)にで全話放送済み。
目次 |
[編集] ストーリー概略
人類が宇宙に進出していくなか、比較的温厚な種族であるミンバリとのファーストコンタクトに失敗し、戦争へと突入する。ミンバリは圧倒的な軍事力を持って地球攻撃を目前に控えるもなぜか降伏し、和平協定を結ぶこととなった。結果人類は銀河系の5大種族のリーダー的地位を手に入れるものの、必ずしも他の種族に対して有利な立場ではなかった。
そのため、人類は他の4種族と平和的な外交関係を構築するために、外交的に最も中立が保てるような星系に大型のスペースステーションを建設しようとする。事故などのさまざまな理由により最初の4つのスペースステーション(「バビロン1」から「バビロン4」)は失ってしまったが、ついに「バビロン5」が建造され、外交の場として提供できるようになった。バビロンステーションの建設にはミンバリ連邦のみならずセントーリ共和国なども協力した。
5大種族の思惑や超古代種族シャドウの暗躍により、さまざまな事件や軍事的対立関係に陥りつつも、地球人類が他の種族と平和な世界を構築していく物語である。
[編集] 主な種族
- 地球同盟
- 重力制御技術なし
- ジャンプ技術なし
- 火星との独立問題を抱えている
- ミンバリ連邦
- 地球との全面戦争で勝利目前であったにもかかわらず降伏した。彼らの歴史上、決して看過できないほどの重要な関係が地球人類との間にあることが明らかになったことが原因である。この事実は地球側には伏せられたが、戦後、地球とミンバリとの関係は極めて強固になった。
- ナーン政府
- 長いあいたセントーリに支配されていた。
- 重力制御技術なし
- ジャンプ技術なし
- セントーリ共和国
- ジャンプ技術を持たない地球に無償でジャンプ・ゲートを提供している。
- 最も技術的に進んだ種族だが、その文明はすでに衰退を始めている。
- ヴォーロン帝国
- 謎に包まれた種族
[編集] エピソード
エピソードの詳細についてはバビロン5のエピソード一覧を参照。
[編集] キャスト
[編集] 主要キャスト
- ジェフリー・シンクレア (Jeffrey Sinclair) - マイケル・オハラ(Michael O'Hare) (声優:中田和弘)
- バビロン5司令官:第1シーズン
- ジョン・シェリダン (John Sheridan) - ブルース・ボクスレイナー(Bruce Boxleitner) (声優:加藤亮夫)
- バビロン5司令官:第2シーズン~
- スーザン・イワノバ (Susan Ivanova) - クラウディア・クリスチャン (Claudia Christian) (声優:寺瀬今日子)
- バビロン5副長
- マイケル・ガリバルディ (Michael Garibaldi) - ジェリー・ドイル (Jerry Doyle) (声優:星野充昭)
- 警備主任
- デレン (Delenn) - ミラ・ファーラン (Mira Furlan) (声優:滝沢久美子)
- ミンバリ大使
- ロンド・モラーリ (Londo Mollari) - ピーター・ジュラシック (Peter Jurasik) (声優:田口昴)
- セントーリ大使
- ジ・カー (G'Kar) - アンドレアス・カツラス (Andreas Katsulas) (声優:菅原純一)
- ナーン大使
- コッシュ (Kosh) - (声のみ)アードワイト・チャンバーレイン (Ardwight Chamberlain) (声優:岩田安生)
- ヴォーロン大使
- スティーブン・フランクリン (Stephen Franklin) - リチャード・ビッグス (Richard Biggs) (声優:江川央生)
- 医療部長
[編集] その他重要なキャスト
- リタ・アレキサンダー (Lyta Alexander) - パトリシア・トールマン (Patricia Tallman) (声:高橋理恵子)
- サイ・コープス
- アルフレッド・ベスター (Alfred Bester) - ウォルター・コーニッグ (Walter Koenig) (声:佐藤祐四)
- サイ・コープス
[編集] 各種族の主な装備
[編集] 地球同盟
- アガメムノン オメガ級宇宙船。
- スターフューリー 小型戦闘機。