バンクシステム
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バンクシステムとは、日本のアニメや特撮、映画などの作品において、特撮シーン、特定のシーンの動画、あるいは背景を保存し、別の部分で流用するシステムの事である。違う作品にも使われる事が有る。一部の漫画家もこのシステムを活用している。
テレビアニメの場合、人物、背景、物体が全く同じ反応や動きをする場合、新規に作画し直す事は手間、時間、コストがかかる。よって、一度作画した動画の中でよく使われる物はバンクフィルム(もしくは単にバンク(貯蔵))として保存されて再活用される。その一方で、変身シーンやロボットの合体シーンなど毎回使われるシーンは、制作コスト削減のため、最初から流用を前提に作成されることが多い。
映画や特撮では、ライブフィルムと言う。ライブはライブラリーから来ている。