バング&オルフセン
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バング&オルフセン(Bang & Olufsen: B&O)は、1925年にデンマーク北西部のストルーアで創業したオーディオ・ビジュアル製品のメーカーである。現在では、オーディオ製品に加え、テレビ、電話機を製造・販売している。
日本では、このうち、オーディオ製品の大部分及び電話機の一部が販売されている。テレビは近年まで販売されていなかったが、2006年7月より販売が開始された。しかし、50型でディスプレイとシステムコントローラーを合わせて200万円を超す価格のため、専門店以外の取扱店で見ることは困難である[1]。
バング&オルフセンの製品の最大の特長は、音質はさておき、優れたデザインにあると言ってよい。先進的な機能及び操作性と融合したそのデザインは、オーディオにおけるインダストリアル・デザインの代表的存在として高く評価されており、これまでに16製品がMoMAのパーマネントコレクションに選ばれている。なお、過去においては、近未来的なデザイン傾向が強かったが、近年ではレトロ・フューチャー的な傾向も見られる。
すべての製品は、自社のデザイナーの手によるもので、過去の代表的製品はヤコブ・イェンセン (Jacob Jensen) の手になるものが多い。また、近年の製品の多くはデビッド・ルイス (David Lewis) が手がけている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- Bang & Olufsen Japan
- Bang & Olufsen (本社 英語)
- Beoworld B&Oに関する非公式サイト (英語)
- Thogersen B&Oに関する非公式サイト (英語)
- Beocentral B&Oに関する非公式サイト (英語)