バンブーインスタレーション

バンブーインスタレーション（または、バンブーインスタレーション in おおくさ）とは、愛知県小牧市の大草（おおくさ）地区で毎年秋に行われているイベントである。

[編集] 概要

大草地区内には、竹林がいくつか存在する。近年日本国内で生産された竹の需要が著しく低くなり、その影響で伐採などの手入れが行なわれなくなり、荒れる竹林が増加した。そこで地域住民が竹の活用方法として考え出したのが、このイベントである。

参加するのは、主に近隣地域住民や近隣にある幼稚園・小中学校・大学の生徒などである。特に同地区内にある名古屋造形芸術大学は、毎年このイベントに参加。開催期間中には、特別展示施設を校内に設けている。

イベントの内容は、地区内で取れた竹を使って参加者が作品を作成。それを収穫が終った田んぼに展示し、行なわれるコンテストと、開催期間中の週末に出される露店や様々なイベントなどである。

なおイベント終了後、作品で使われた竹は焼かれて竹炭にされ、同地区内を流れる八田川の浄化などに使われている。

「バンブー」とは、英語で「竹」を表す言葉。つづりは、「bamboo」。
「インスタレーション」とは、英語で「設備」・「任命」・「展示」などを表す言葉。または、現代美術における表現手法の一つを表す（詳細は、インスタレーション参照）。つづりは、「installation」。