パドメ・アミダラ
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パドメ・ネイベリー・アミダラ (Padmé Naberrie Amidala) は、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する架空の人物。新3部作(『エピソード1 ファントム・メナス』、『エピソード2 クローンの攻撃』、『エピソード3 シスの復讐』)に登場し、女優のナタリー・ポートマンが演じている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
惑星ナブーの女王、国家元首、及び銀河共和国元老院議員。ナブー王室には民間から王を募る伝統があり、パドメも女王候補として王宮に入った。本名はパドメ・ネイベリー(またはナブリエ、ナベリー)。この名前は『ファントム・メナス』で女王に替え玉を使い、自分は侍女に変装していた際に用いていた名前でもある。王宮入りしてから「アミダラ」の称号を授かる。
前ヴェルーナ王の退位を受け、民主投票でわずか14歳で女王に即位(ナブーには歴史上もっと若い王も存在した)。ところが共和国による関税強化に反発した通商連合がナブーを取引材料にするという事態が発生。パドメは国家元首としていきなり難しい舵取りを迫られた。天性の知力と行動力を持つパドメは、同じナブーに住みながら共和国に対立的立場を取り長年親交がなかったグンガンを遂に味方につけ、共和国元老院での交渉でジェダイ騎士団の強力な支援を獲得し、後に「ナブーの戦い」として記憶される大々的なバトル・ドロイドによる侵略戦争に打ち勝った。
ジャミラ女王に後を託して女王を退位した後は元老院議員となり、共和国の有力者として政治の場で活躍。ナブーの戦いにおいて出会ったジェダイ騎士、アナキン・スカイウォーカーと密かに結婚した(ジェダイには結婚してはならないとの掟があるため)。その後クローン戦争が勃発し共和国が大混乱する中、軍事的権力の集中を画策し始めた元老院のパルパティーン最高議長を牽制すべく、交渉による戦争回避を模索するグループのリーダーとして積極的に政治活動を行っていたが、妻の妊娠を知り未来の死を予見した夫、アナキンがシスの暗黒面に陥るのを止めることができず、双子の子供、ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナを出産後、生きる希望を見失ったかのように命を落とした。
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