スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス

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スター・ウォーズ
エピソード1/ファントム・メナス
Star Wars Episode I: The Phantom Menace
監督 ジョージ・ルーカス
製作総指揮 ジョージ・ルーカス
製作 リック・マッカラム
脚本 ジョージ・ルーカス
出演者 リーアム・ニーソン
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
ジェイク・ロイド
イアン・マクディアミッド
音楽 ジョン・ウィリアムズ
ロンドン交響楽団
撮影 デヴィッド・タッターサル
編集 ポール・マーティン・スミス
ベン・バート
配給 20世紀フォックス
公開 1999年5月21日アメリカ合衆国の旗
1999年7月10日日本の旗
上映時間 133分
製作国 アメリカ
言語 英語
興行収入 $922,300,000
次作 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(Star Wars Episode I: The Phantom Menace)は、1999年アメリカ映画SF映画

目次

[編集] 概要

スター・ウォーズシリーズの4番目に発表された映画で前作から16年振りに製作された。ジョージ・ルーカスにとっては「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で一度監督業から撤退して以来22年ぶりの監督作でもある。タイトルの意味は「見えざる脅威」であるが、全シリーズ中唯一原題がそのまま邦題となっている。

後にダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの少年時代を描いたエピソードで、悪役として後の銀河皇帝ダース・シディアスやその弟子のダース・モールが登場。

ターミネーター2』や『ジュラシック・パーク』などで培われたILMのデジタル映像技術がふんだんに注ぎ込まれ、エイリアンやドロイドのほとんどがCGで描かれている。ヨーダのみは旧作と同じパペットで表現されたが、全身を映すカットの数カットでフルCGのヨーダが描かれた。

スター・ウォーズシリーズの続編ということで興行収入的には大成功を収めた。が、一方で旧3部作に馴染んでいるファンからは「CG合戦ばかりで重厚感が感じられない」、「ルーカスの商売戦略のための作品」等の声もあり評価は分かれている。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] ストーリー

遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・

銀河共和国の政治は腐敗の道を進んでいた。辺境惑星と貪欲な通商連合の間で貿易関税率をめぐる論争が繰り返されていた上、汚職が進む元老院は本来の機能を失い、政局は混沌の極みにあった。業を煮やした通商連合が惑星ナブーを見せしめとして威嚇包囲するに至り、元老院最高議長フィニーズ・ヴァローラムは、共和国の守護者ジェダイに助力を求めた。型破りなジェダイマスタークワイ=ガン・ジンと修行中のパダワンオビ=ワン・ケノービが、惑星ナブーと通商連合の紛争を仲裁するために、特使としてナブーに派遣された。二人は拘束寸前であったアミダラ女王を救出し、ナブーを離脱。敵の攻撃を受けた彼らは船の修理のために訪れた砂漠の惑星タトゥイーンで、幼い奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーに出会う。少年のポッド・レースでの並外れた才能に、クワイ=ガン・ジンはそれが「フォース」によるものである事に気づき、又、アナキンの秘めたフォースが非常に強大である事を知った。ポッド・レースに勝ったアナキンは奴隷から解放されたが、母は奴隷のまま自由を得る事は出来なかった。母をタトゥイーンに残し、惑星コルサントに向かうジェダイ・アミダラ一行に加わるアナキン。その折、一行は謎の人物ダース・モールの襲撃を受ける。

政治的な動きがあった後、ナブーに戻った彼らは、全土を制圧した通商連合のドロイド軍やダース・モールと全面的に衝突する事に。一方、戦闘機を発進させたアナキンは、そのまま戦闘に参加していく。

[編集] スタッフ

[編集] キャスト

[編集] 外部リンク

スター・ウォーズ シリーズ|
映画
エピソード1 / ファントム・メナス | エピソード2 / クローンの攻撃 | エピソード3 / シスの復讐

エピソード4 / 新たなる希望 | エピソード5 / 帝国の逆襲 | エピソード6 / ジェダイの帰還

テレビドラマ
ホリデー・スペシャル
アニメ
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ゲーム
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関連項目一覧
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