フォッカー 70
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フォッカー F70 | ||
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要目一覧 | ||
乗員 | 2 | |
乗客 | 80(最大) | |
初飛行日 | 1993年4月4日 | |
全長 | 30.90m | |
全幅 | 28.10m | |
高さ | 8.50m | |
エンジン | ロールス・ロイステイ620-15双発 | |
最大速度 | 856 km/h | |
巡航速度 | 743 km/h | |
航続距離 | 1.900 km | |
実用上昇限界 | 10.670 m | |
総生産数 | 48機 |
フォッカー 70(Fokker 70)とは、オランダの航空機メーカーであったフォッカーが開発した旅客機。
リージョン・ジェットとして開発されたフォッカー 100の派生型として、胴体を4.70m短縮した70席級の旅客機であり、フォッカー F100の短胴型であるといえる。1992年11月から開発が開始され、1993年4月4日に初飛行に成功した。1994年7月、フォード・モーター社への引き渡しが最初の実用機であるが、1992年3月にフォッカーが倒産したため、1997年4月に引き渡された機体が最終機となった。生産期間が大変短い旅客機であり、生産数も48機と少数にとどまった。
フォッカー 100と共に、レッコフ(Rekkof、Fokkerの逆綴り)による再生産計画が存在するが、実現していない。