フライング・キッパー
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フライング・キッパー(ふらいんぐ・きっぱー)は、絵本シリーズ『汽車のえほん』およびその映像化作品テレビシリーズ『きかんしゃトーマス』において登場する架空の列車名。
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[編集] 概要
ティドマス港からイギリス本島へ向けて海産物を運搬する夜行の急行貨物列車。ヘンリーが主に牽引し、2軸鮮魚車で編成される。原作では1回、人形劇では3回登場するが、いずれも事故のため目的地に到着したことはない。なお、「フライング・キッパー(空飛ぶニシン)」の名称はフライング・スコッツマンのパロディである。
[編集] 第一次フライング・キッパー事故
原作第6巻「フライング・キッパーごう」及び人形劇第19話「フライング・キッパー」では、雪でポイントが故障したことに気がつかないヘンリーが減速せずに引込み線に進入してしまい、そこに停まっていた別の貨物列車に衝突した。
[編集] 第二次フライング・キッパー事故
人形劇第84話「さかなにはきをつけろ」では、補記としてフライング・キッパーの後ろに付いていたダックが誤って突っ込んでしまい、貨車が壊れた。
[編集] 第三次フライング・キッパー事故
人形劇第119話「みどりのくじら」では、崩れかけていた地盤がフライング・キッパーの通過により完全に崩れ、列車が脱線して海に落ちた。
(なお、この時だけの表現でヘンリーが口から水を吐いている)